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鶴田 純久の章 お話

原叟手づくりの楽焼黒茶碗。
原叟は三個の茶碗を手づくりして楽家五代宗入に焼かせ、太郎・次郎・三郎と銘し三人の子に分与したが、太郎は長男の如心斎宗左の所有となりました。
のち藤田芦庵(伝三郎の子)がこの三個を手に入れ、平太郎・徳次郎・彦三郎の三人の子に分け与えました。
(『大正名器鑑』)

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