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書本

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嗽・嗽茶碗 うがいちゃわん

古代にうがい用の特定の茶碗があったかどうかは不詳。後世には中国から渡来した天目茶碗がよく嗽茶碗に当てられたことが諸茶書に出ており、『東山御物内別帳』には唐の楊貴妃の嗽茶碗で坤寧殿と名付けたものを載せています。朝鮮語では養歯器(ヤンジキ)とい...
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雲林院文蔵 うじいぶんぞう

京都の陶工。粟田の宝山家の祖先。近江国(滋賀県)の出身であるが中頃から宝山と号し屋号を茶怨屋と称しました。一時清水にいたことがあります。※ほうざん
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インダス文明の土器 いんだすぶんめいのどき Indus

西パキスタンからインド西北部にわたるインダス河流域には、紀元前三千年から同千七百年にわたる古代文明が開けていました。その中でもモヘンジョーダロ(シンド地方)、ハラッパー(パンジャーブ地方)の都市遺跡は特に有名であります。これらの都市の家屋は...
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雨過天青釉 うかてんせいゆう

中国五代の後周の柴窯の青器釉であります。伝えられるところによりますと、世宗は陶器の式を稟請する書に「雨過ぎて天青く雲の破るる処、者般きの顔色を作し将ち来たれ」の批語を下したといいます。これによって雨過天青器・雨過天青釉の名がありますが、いろ...
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牛頚古窯址群 うしくびこようしぐん

福岡県筑紫郡大野町を中心に、一部同郡春日町にまたがる地域に分布する須恵器窯跡群。旧行政区分によれば窯跡の分布範囲がほぼ御笠郡牛頚村に相当しますので、牛頚古窯址群と呼ぶことになりました。窯跡群の規模はいまだ全域にわたる徹底した分布調査が行われ...
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飲中八仙 いんちゅうはっせん

陶器文様。杜甫の詩に飲中八仙を詠んだものがあります。八仙は賀知章・汝陽王瑳・李適之・崔宗之・蘇晋・李白・張旭・焦遂の八人であります。中国清朝康煕年代(1662-722)の酒器には飲中八仙を描いたものが多く、その小さなものは官窯の作品で、画筆...
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有我焼 うがやき

尾張国(愛知県)の雅陶。嘉永年間(1848-54)名古屋本町の古物商増田三郎右衛門(有我と号し、通称宇治屋三郎右衛門)は、茶道の心得があり陶器を好み、自ら城北上宿に窯を築いて製作しました。人々はその作品を賞して有我焼といいましたが、売物では...
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宇治田原焼 うじたわらやき

国焼茶入の窯に宇治田原焼というのがあり、俗に朝日焼と同一視されていますが、宇治田原(京都府綴喜郡宇治田原町)は宇治(同府宇治市)とは別の地名で、信楽(滋賀県甲賀郡)に近い山間の僻地であります。ここで果たして茶入が焼かれたかどうかは不審であり...
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上杉瓢箪 うえすぎひょうたん

大名物。漢作瓢箪茶入。一名を大友瓢箪。上杉景勝が愛蔵していたのでこの名かあります。またこの別名は大友宗麟が所持していたのによります。天下六瓢箪の随一と称され名物茶入中最小のものです。薄手の精巧な作りで形はやや口瓢箪に類しています。柿金気釉の...
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影青 インチン

白色半透明の薄い磁胎に淡青色の透明釉を施したもので、その釉が肌に刻まれた画花・陰花などの文様部に溜まって他よりも青くみえますので、中国ではこれをインチン(影青の漢音)と呼んです。近頃では青白磁と呼び慣わしていますが、これは中国と欧米で青白-...