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原色陶器大辞典

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三家人部麿 みやけびとべのおとまろ

815年(弘仁六)正月五日、造瓷器生の尾張国(愛知県)山田郡の三家人部乙麿ら三人が、伝習業を修了して朝廷雑生に準じ出身を聴されたことが『日本後紀』にみえる。山田郡は現在の瀬戸およびその付近の地。三家人部乙麿の伝記は他に所見がない。『延喜式』...
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ミミズガン

古い素地に上絵付して錦窯で焼いた場合、十分に焼けたところと不十分なところとの境に淡茶色の円形が現れることがあります。これをミースガンといいます。肥前国(長崎県)三川内焼などでの称呼であります。(『陶磁文明の本質』)
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Minai手 ミナイ手

ミナイ手 白地多彩騎士文鉢十二世紀中頃から十三世紀の中頃までペルシアでつくられた多彩な文様で飾った陶器。低温度で熔ける酸化鉛を溶剤とし、鉄・マンガン・錫・銅などで発色させるエナメルを用いてガラス器に文様を描いて焼き付ける技法は、シリアで発達...
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三ッ股窯 みつのまたがま

肥前国彼杵郡上波佐見村字三股(長崎県東彼杵郡波佐見町三股)にあり、波佐見焼窯場の一つ。※はさみやき
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乱橋窯 みだればしがま

佐賀県西松浦郡有田町曲川の古窯。小城郡多久村(多久市)にいた李参平(金ヶ江三兵衛)が1616年(元和二)にこの地に移り、しばらく朝鮮風の土焼をつくったがのち泉山磁砿を発見して白川谷(有田町)に移ったと伝えられる。(『日本陶磁器史論』『日本近...
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水野監物 みずのけんもつ

1576年(天正四)から1591年(同一九)にかけて『宗湛日記』『利休百会記』『南方録』によくその名が挙げられている常滑城主水野監物守隆である。中でも津田宗及の『宗及茶湯日記』『他所茶湯留』には頻々とその名が現われている。『利休百会記』にあ...
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三日月村 みかずきむら

佐賀県小城郡三日月村(三日月町)。古名を調村といって甕を製造して朝廷に調進した地である。むかしの製陶地と推定される。(『日本陶磁器史論』)
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松村八次郎 まつむらはちじろう

硬質陶器の先駆者。1869年(明治二)生まれ。佐賀県西松浦郡曲川村(西有田町曲川)の酒造家西山吉兵衛の五男。1891年(同二四)東京工業学校(現東京工業大学)を卒業し、翌年名古屋の松村九助の養子となった。1896年(同二九)硬質磁器の特許を...
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Mattglaze マットグレイズ

着色の有無にかかわらずその表面に艶のない高尚温雅な釉をいう。艶消し釉である。その表面に艶がないのは釉に上掛け腐蝕またはサンドプラストして艶を消したのではない。その調合物が熔融し冷却に際し、その中のある成分が結晶析出して表面に現われ艶を消した...
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松ヶ谷焼 まつがたにやき

松ヶ谷焼向付肥前国(佐賀県)小城郡岩松村の磁器。松香渓焼ま松谷焼・松香焼ともいう。天和年間(1681~14)に同村松香渓と呼ばれる地に小城藩主の別邸が建築されると、これの御庭焼として開かれたものである。記録によれば1699年(元禄一二)に南...