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原色陶器大辞典

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松尾徳助 まつおとくすけ

有田の陶家。早くから製陶燃料として石炭を用いることに着目し、ほとんど家資分散に至るまで苦心研究したが、1889年(明治二二)頃にやや良好な結果を得、次いで素焼のみは完全に石炭を使用しうる工夫を完成した。1896年(同二九)五月に大隈氏が有田...
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猿爪窯 まずめがま

岐阜県瑞浪市陶町猿爪にある。久尻窯の祖と伝えられる筑後守景延の弟太郎右衛門尉(一説に伊右衛門)景貞が1578年(天正六)この地に窯を開いたのをそのはじめとしているが、この窯はいくばくもなくして廃窯となり、その後永らく陶煙が絶えていたが、18...
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正木焼 まさきやき

正木焼 まさきやき尾張藩の臣正木宗三郎(一説に惣三郎、晩年宗兵衛)父子がつくったもの。宗三郎は寛政年間(1789~1801)の人で、製陶を好み勤仕の余暇に器物をつくり瀬戸窯および御深井窯で焼かせた。その器が今に初代正木として賞される。所掲の...
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Magnesia磁器 マグネシアじき

純マグネシア単味、または広くマグネシアを主成分とするか、あるいは相当量含んだ特種磁器をいう。滑石磁器(ステアタイト)・フォルステライト磁器・コージェライト磁器などもこれに含まれる。概してマグネシア磁器は膨張係数が小さく耐熱性がよいため、電熱...
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真葛長造 まくずちょうぞう

真葛長造 まくずちょうぞう京焼の陶工。先祖は近江国(滋賀県)出身。宝永年間(1704~111)七代宮川祐閑の時に京都に出で、知恩院門前(東山区)に住んだ。九代宮川香斎の時代には、楽屋と名乗って五条坂で釉薬商い、陶器の焼継ぎを業としていた。長...
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本朝陶器攷証 ほんちょうとうきこうしょう

書名。全六巻、伊勢国(三重県)田丸藩の家老金森得水の著。安政丁巳(1857)秋仲凹隅老人の序文、および「七十五叟得水しるす」との著者の序がある。また安政四年(1857)秋八月男金森長雄の奥書がある。巻頭にみえる孫金森仲の1893年(明治二六...
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本多貞吉 ほんだていきち

肥前国大村領島原(長崎県島原市)の人。1766年(明和三)生まれ。陶法にくわしく伊予国(愛媛県)大洲・摂津国(兵庫県)三田などでも開窯したが、1807年(文化四)木米に随って金沢に来て春日山の製陶に従事し、木米の帰洛後なお留まって作陶した。...
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Hormuz ホルムズ

現在ではイランの南部、ペルシア湾にあるバンダルアバスの沖合にある島の名前。岩塩とベンガラを多く産する。その歴史は十世紀頃に始まるが、当時のホルムズの港市は島の東南に対する海岸の今のミナブの位置にあった。東西両洋の貿易の中継としてホルムズは繁...
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北方青磁 ほっぽうせいじ

北方青磁 ほっぽうせいじ暗褐色あるいは橄欖緑色を帯びた青磁で、多く彫飾文を有する。中国耀州窯をはじめ臨汝窯など北方系の窯でつくられたものを総称する。欧米のノーザン・セラダン(Northern Celadon)の訳語。
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星山弥右衛門 ほしやまやえもん

金和と称した。星山仲次の長子。大隅国(鹿児島県)姶良郡加治木で島津義弘の御小姓役を勤めたが、1621年(元和七)十二月に仲次が没すると、藩主家久は彼を城下士族に抜擢して扶持米を賜い、星山仲次と称させて竪野窯の頭取を命じた。一説に1636年(...