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原色陶器大辞典

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泉屋治郎兵衛 いずみやじろべえ

但馬国(兵庫県)の人。姓は長谷。1764年(明和元)伊豆屋弥左衛門と共に出石郡細見村字桜尾(出石町)に窯を築きましたが、試焼中に病死。これが出石焼の起原であります。ただし後年の出石焼は磁器であるが治郎兵衛の窯は土焼でありました。(「出石郡役...
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石河丸壺 いしこまるつぼ

名物。漢作丸壺茶入。石河宗因が所持していたところからこの銘があります。総体梨地釉で艶が深いです。宗因から加賀前田家に入り以来同家に伝来。(『大正名器鑑』)
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出石焼 いずしやき

兵庫県豊岡市出石町で産出する磁器。1764年(明和元)に同地の長谷治郎兵衛が伊豆屋弥左衛門と出石郡細見村字桜尾(出石町細見)に土焼窯を築いたのが始まりで、1789年(寛政元)に二八屋珍左衛門が磁器の製作を企てて肥前有田に赴き磁器の製造法を習...
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泉山 いずみやま

佐賀県西松浦郡有田町の東北部にあり磁器の原料を産出します。地質時代の第三期に噴出して石英粗面岩の丘陵を形成し、鉱泉の硫黄質ガスによって分解作用が促されたものと思われます。元和・寛永(1615-44)の頃に帰化朝鮮人の陶工金ヶ江三兵衛(李参平...
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石皿 いしざら

近代まで街道茶屋の煮染皿に用いられ、陶器質または炻器質で多少の地色があり、それに鉄砂または呉須の淡彩で粗画を描いています。多くは尾張・美濃国(愛知・岐阜県)の産で、初期のものは呉須を使わず銅緑の斑点または飛釉を施しています。皿の大きさは直径...
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五十鈴川焼 いすずがわやき

三重県宇治嘉麻市字新田(伊勢市)で製出された陶器。1910年(明治四三)に始められ常滑焼の森下杢二が工人でありました。のちには「川」を略して五十鈴焼と呼んでいたようです。(『日本近世窯業史』)
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出雲肩衝 いずもかたつき

名物。古瀬戸肩衝茶入。金森出雲守可重が所持していたのでこの名があります。可重が所領飛騨国(岐阜県)で小壺狩りをして発見したものといわれます。厚づくりで柿釉が冴えて黒の斑が非常に美しく、金気色が見事であります。細川三斎はこれを懇望して譲り受け...
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石田嘉三郎 いしだかさぶろう

石見国運摩郡松代村(島根県大田市久利町松代)の人で1848年(嘉永元)同地に開窯、主として日用雑器を製出。(『府県陶器沿革陶工伝統誌』)
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イスタリフ いすたりふ Istarif

アフガユスタンの首都カブールの北西にある陶器の産地。人口約三百程の小村。付近の山から原料土を採取し、クルミまたはポプラでつくった蹴轆轤で成形します。次いで白い化粧土で全体を覆う。釉は青と緑の低火度釉で、青の発色には銅を川い、緑は酸化鉛により...
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出雲若山 いずもじゃくざん

出雲国(島根県)布志名焼の銘款。明治時代に輸出向けのものなどに用いました。若山は布志名(八束郡玉湯町布志名)の字で陶家が特に多いところであります。※ふじなやき