日本 織部手付水指 おりべてつきみずさし もとは水次だが略式扱いの水指に使えます。利休好みの薬鑵水次などからの発想でしょうか。上部三分の一をいくらか細め、糸目状の轆轤目をめぐらし、注ぎ口は太く差し出し、蓋はおさまりよいです。手付けは上部幅広くつく胴体に白枠鉄彩で大柄な亀甲文を描き、... 2012.02.21 日本水指織部茶道美術鑑賞辞典
唐津 絵唐津水指 えがらつみずさし 絵唐津は鉄彩の略画を付け、これに長石質の灰釉をかけたもので、このやり方は斑唐津といわれるものにもあるようで、朝鮮気分の強いものであります。 李朝鉄砂そのままの絵唐津の窯としては、市ノ瀬高麗神・権現谷・牧の犀谷の諸窯が知ら […] 2012.02.16 唐津日本水指茶道美術鑑賞辞典
伊賀 伊賀破れ袋擂座水指 いがやぶれぶくろるいざみずさし 伊賀破れ袋擂座水指 いがやぶれぶくろるいざみずさし重文。この古伊賀水指は、口部を開き、上体を締め、下部は袋状にふくれ、それに幾筋か雷鳴のような焼け破れがあります。「破れ袋」の名がある所以です。口縁下に描座を付け、きわめて強い火度のために、伊... 2012.02.14 伊賀日本水指茶道美術鑑賞辞典重要文化財
伊賀 伊賀破れ袋水指 いがやぶれぶくろみずさし 伊賀破れ袋水指 いがやぶれぶくろみずさし重文。名称・作行きとも次項同様のもの。これは袋部分の上を締めきっ千段巻に首部が立ち上がり、耳付になっています。ビードロ釉と焦げ、それに蒼古たる岩石をみるようなくずれが付着し、大きな割れがあります。窯中... 2012.02.13 伊賀日本水指茶道美術鑑賞辞典重要文化財
備前 備前耳付花入 びぜんみみつきはないれ 備前耳付花入古備前花入は、古伊賀花入とともに和陶花入の双璧とされますが、桃山時代の備前焼は田土の手と火樺の手に大別されます。田土による作品には、豪快なゆがみのある一見織部風と思われるものがあるようで、「鬼の腕」「残月」「三角花入」などの傑作... 2012.02.07 備前日本花入茶道美術鑑賞辞典
唐津 朝鮮唐津耳付花入 ちょうせんがらつみみつきはないれ 朝鮮唐津とは、鉄分の多い黒褐色の胎土の上に黒飴釉と白海鼠釉を流しかけたもので、その作風が朝鮮風であるとしてこの称があります。 この類は茶陶としては特に尊重され、花入のほか水指・徳利・鉢などお茶専用に焼かれています。 この […] 2012.01.31 唐津日本花入茶道美術鑑賞辞典
お話 清閑寺焼色絵箙花入 せいかんじやきいろええびらはないれ 清閑寺焼色絵箙花入清閑寺窯の歴史は行基菩薩の昔はともかく、すでに室町時代に音羽屋九郎右衛門なる人が音羽焼の名で製陶を行ったと伝えられます。しかしその作品に優作の現れるのはやはり仁清が色絵を完成したのちのもので、この浪花入はその代表作とみられ... 2012.01.27 お話仁清日本茶道美術鑑賞辞典
志野 志野口透耳付花入 しのくちすかしみみつきはないれ 志野口透耳付花入黄瀬戸・織部と同じ美濃窯で、志野もまた焼成されたことは近年の発掘で自明のこととなりましたが、それぞれが違った特徴を持っている中で、この花入は志野と織部の共通点を合わせもっているところに貴重な存在価値があるといえましょう。土は... 2012.01.23 志野花入茶道美術鑑賞辞典
日本 萩井戸形茶碗 はぎいどがたちゃわん 萩井戸形茶碗萩焼は藩主毛利輝元が連れ帰った朝鮮の陶工李敬が、慶長九年(1604)に萩の松本で開窯したのが創始とされています。伝世しているものは井戸・熊川・粉引など、高麗茶碗を模した茶碗や水指などの雅陶がほとんどですが、初期の発掘破片には小皿... 2012.01.22 日本茶碗茶道美術鑑賞辞典萩
志野 志野掛花入 しのかけはないれ 志野掛花入志野掛花入志野掛花入志野の花入は珍しく、このほかには逸翁美術館蔵の柑手口が知られるくらいであります。円筒形で、首部に竪箆を残して段を付けた作意は、桃山時代の美濃窯の作品に共通する斬新なものです。白色粗槌の胎土に、純粋な長石釉を施し... 2012.01.22 志野花入茶道美術鑑賞辞典