お話 相坂丸壺 おうさかまるつぼ 中興名物。古瀬戸、丸壺茶入。銘は小堀遠州が選んです。『古今集』よみ人知らず「相坂の嵐の風は寒けれどゆくへしらねば佗びつIぞぬる」の歌から、この茶入は満足ではないがまたこれ程のものに出合うかどうかわからないという意であります。名物としては唯一... 2011.05.12 お話中興名物原色陶器大辞典古瀬戸大正名器鑑日本茶入茶道美術鑑賞辞典
お話 円乗坊肩衝 えんじょうぼうかたつき 大名物。古瀬戸肩衝茶入。円乗坊宗円か、明智光秀の兵火を蒙った本能寺の灰燈中から拾い上げて所持したもので、本能寺あるいは織田信長の所蔵だったのではないでしょうか。その後桑山修理、中山主馬之介、神戸彦七、神田安休、三井元八を経て松平不昧の所蔵と... 2011.05.12 お話原色陶器大辞典古瀬戸大名物大正名器鑑日本茶入茶道美術鑑賞辞典
お話 思河 おもいかわ 思河瀬戸真中古窯茶入、思河手本歌。中興名物。茶入の黄釉がひときわ美しいことに因んで、小堀遠州が『続後撰集』定家の歌 「山吹の花にせかると思河いろの干しほはしたに染めつ」から命銘しました。口造りの捻り返しは浅く、甑下が張り、丸みを帯びた肩衝形... 2011.05.11 お話中興名物原色陶器大辞典古瀬戸日本茶入茶道美術鑑賞辞典
お話 閏瓢箪 うるうひょうたん 中興名物。真中古茶入、藤四郎春慶。瓢箪状の茶入で口に縁があり、また腰にも筋があって二重になっているのでこの銘があります。薄手で格好かよく精巧な茶入であります。もと細川侯所持、酒井雅楽頭を経て松平不昧の所蔵となり、1803年(享和三)大阪の天... 2011.05.10 お話中興名物原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 雲山肩衝 うんざんかたつき 大名物。漢作肩衝茶入、旧名佐久間肩衝、または金森肩衝。『茶器便覧』に「雲山は切なり、紫地へ共色にて模様織出す、此切れを懸けしより名とす」とあります。もと豊臣秀吉所持、佐久間不于斎に伝わりさらに堺の某家に移り、その後金森出雲守可重が黄金百錠で... 2011.05.10 お話原色陶器大辞典大名物大正名器鑑茶入
お話 薄紅葉 うすもみじ 名物。真中古茶入、藤四郎作。銘は黄釉の変化に因んだものです。もと土屋相模守所持、のちに長岡家を経て東京加藤家に入りました。(『大正名器鑑』) 2011.05.09 お話原色陶器大辞典名物大正名器鑑茶入
お話 泡抹 うたかた 中興名物。真中古茶入、大覚寺手本歌。証歌は『後撰集』恋歌伊勢「思川たえず流るs水の泡のうたかた人にあはで消えめや」。もと坂本周斎が所持、東本願寺に伝わり1823年(文政六)同寺失火の際には辛うじて焼け残り、駿河長直がこれを繕って再び同寺の什... 2011.05.09 お話中興名物原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 打曇大海 うちぐもりたいかい 大名物。漢作大海茶入。『徳川家所蔵御道具書画目録』に「総体柿色の所に黒景の釉色打曇の如くなるを以て東山殿之を銘すといふ」とあり、津田宗及の『茶湯日記』には「打曇大海始めて拝見候、絵様うちくもりのやうなる所あり、結構なる薬の様子なり」とありま... 2011.05.09 お話中国原色陶器大辞典大名物大正名器鑑茶入茶道美術鑑賞辞典
お話 靭肩衝 うつぼかたつき 大名物。漢作肩衝茶入。形状が靭に似ているとしてこの名があります。無疵で形がよく品が高く、特に青瑠璃色の景色がおもしろく、漢作肩衝茶入の中でも有数の逸品とされています。足利義政所持、管領細川勝元の子政元を経てその甥高国の家に伝わり、忠興の時豊... 2011.05.09 お話原色陶器大辞典大名物大正名器鑑茶入
中国 玳玻盞天目茶碗 たいひさんてんもくちゃわん 中興名物。一名「尾長鳥天目」。形や上は玳玻盞の特徴をもつが、口縁に建窯の天目のように捻り返しが付き、この形式は吉州窯の天目としては珍しい。外面は卯の斑釉がいくぶん淡いため、黒下地が強く出ている。内面では鳳凰の相対する文様が、下の黒い地釉が濃... 2011.05.09 中国中興名物茶碗茶道美術鑑賞辞典