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振出し ふりだし

振出しというのは薬味を入れて食物に味を加える時振り出したために付けられた名であります。のち抹茶を入れて振り出したり、また香煎その他菓子入れにも用いました。口のすぼんだ小さな器であります。
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文琳茶入 ぶんりんちゃいれ

文林とも書きます。りんご形の茶入。唐物および古瀬戸茶入にこれがあります。中国唐の第三代皇帝高宗の時、李謹という者が見事なりんごを帝に献じたところ、帝は喜んで李謹を文琳郎の官に任命したという故事によってりんごを文琳といいます。現存する名高い唐...
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Frit 磁器 フリットじき

一六世紀末にイタリアのフローレンスで創製されたもの。乳白色の半透明な美麗な磁器であるが、製造上種々の困難がともなうのでほとんど廃絶している。素地はフリット六〇パーセント、石灰石二〇パーセント、粘土二〇パーセントから成り、S.K4a~6aで磁...
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平安緑釉 へいあんりょくゆう

京都市東山区山科勧修寺の大日廃寺から出土した重要文化財の緑釉壺がよく知られていますが、このほかにも各地から緑釉掛かりの破片や瓦が多く出土しています。緑釉陶器を焼いた窯跡は、愛知県小牧市上末、滋賀県蒲生郡日野町中山作谷。同8日市市土器町十禅谷...
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Frit フリット ふりっと

白玉ともいいます。鉛白玉・無鉛白玉などがあるようで、それぞれ成分中に鉛を含むフリットと含まないフリットを指します。フリットまたは全部を均一に混合したものを、一度ガラス状に熔解したあと急冷して小塊状または小片状にした人工的ガラス質窯業原料で、...
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瓶子 へいじ

酒を入れて盃に注ぐ瓶。肩が張り上部が膨らみ下の方で狭まって内側に反り最下部が開いています。金属や漆器のものもあるが陶磁器が最も多いようです。『今昔物語』『厨事類記』などに青磁瓶子がみえます。唐瓶子というのは金属製であります。ずっと昔に用いら...
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飾土 ふるいつち

原土を干し、砕き、飾に通してすぐに用いる坏土。水簸の過程を経ないため砂粒などが混じっています。※はたきつち
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瓶子窯 へいじがま

愛知県の古窯。初代藤四郎が中国宋より帰った時瓶子窯で唐物を焼いたと伝えられます。その窯跡は現在の瀬戸市字郷の勘定の森付近といいますが、あるいは今日椿窯と呼ぶ窯跡(瀬戸市馬ヶ城町にある)がこの瓶子窯に当たるのではないかという説もあります。なお...
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古高麗 ふるこうらい

高麗玉子手茶碗の一つ。古い高麗茶碗の意味からこの銘が付いました。もと江戸の近藤某所持、その後諸家を経て馬越家に納まりました。(『大正名器鑑』)プルサク薩摩焼の帰化朝鮮人陶工に用いられた語。陶器をつくる時の水大鉢を指します。(『図解薩摩焼』)
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瓶子茶入 へいじちゃいれ

形が瓶子に似た茶入。ただし樽茶入と形がよく似ています。その盆付で外に開いたものを瓶子といい、盆付のまっすぐなものを樽というと小堀遠州が定めたといいます。唐物茶入にこれがあるようで、白い土に地釉は薄い墨色、腰巻きの釉中は黒色釉でむらむらとして...