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別所吉兵衛一子相伝書 べっしょきちべえいっしそうでんしよ

写本一巻。小堀遠州の茶入師別所吉兵衛の著と伝えられます。文禄四年(1595)乙未7月15日の奥書があるようで、内容は加藤四郎左衛門(藤四郎)よりのち三代に至るまでの伝記人略、茶入の次第、並びに当時の茶入作者についての記述であります。蛮茶会複...
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坊主手 ぼうずで

後窯茶入の一手。ある出家が物数奇に焼かせたことからこういうといわれるが確説はないようです。一説に順斎の作というのもどうであるだろうか。土は薄赤色に堅くみえて小砂があります。糸切はよくないようです。口造り捻り返しは賤しいつくりであります。地釉...
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星山伸次 ほしやまちゅうじ

薩摩焼の開祖。もと朝鮮星山の人で、名を金海といきました。1595年(文禄四)に島津義弘に従い帰化し、1596年(慶長元)に大隅国帖佐(鹿児島県姶良市)に窯を開いました。その原土・釉薬は朝鮮より携行したものといいます。義弘は人層彼を嘉賞抜擢し...
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紅オランダ べにオランダ

かつてオランダ船がわが国にもたらした陶器をオランダ焼といいますが、必ずしもオランダ製とはいえないようです。そしてオランダ焼のうちで藍絵のみのものを単にオランダといい、藍絵にさらに紅絵を加えたものを紅オランダといい、茶入は紅オランダを特に珍重...
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坊主町窯 ぼうずまちがま

佐賀県唐津市坊主町の古窯。1707年(宝永四)に唐津藩主土井大炊頭が椎ノ峰より工人を招きこの地に創窯、もっぱら献上品その他を製作させました。1719年(享保四)に現在の御茶碗窯の地(同市町田)に移窯しました。皮鯨手の瀬戸唐津はこの窯の産とい...
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甫十 ほじゅう

小堀遠州(号宗甫)が好みでつくらせた薩摩焼瓢形茶入十個なので甫十瓢箪といいます。茶入の底に甫十と彫銘があります。そのうち第一とされるものは雲州松平家に伝わる銘楽と呼ばれる中興名物茶入であります。楽の銘は瓢の縁で『論語』の「一箪食一瓢飲在晒巷...
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紅皿 べにざら

紅皿 べにざら紅皿紅を塗り付けて貯える皿。口紅を付けたりする時指先で溶いて用います。紅藍皿ともいいます。後世は猪口形のものが多くなり、皿状のものをも紅猪口と呼ぶようになりました。
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坊主碗 ぼうずわん

『嬉遊笑覧』によれば「糸底なきを坊主椀といふ、続五元集に糸しりのなきもおかしき坊主椀これ糸尻なきにはあらず其処内に窪みたるをいふよしの椀などにあるもの也、簾絨輪に世捨し閑居茶わん坊主手、是は大形手楸」とあります。
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保四郎窯 ほしろうがま

佐賀県多久市多久町道祖元字保四郎の古窯址。大山古窯(西多久町板屋)が移動したもので、刷毛目の徳利・茶碗・皿・鉢・片口・摺鉢を製造しました。(金原京一)。
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豊後茄子 ぶんごなすび

豊後茄子 ぶんごなすび名物。唐物茄子茶入。西田宗与所持、前田家旧蔵。(『茶道名物考』)