お話 南京石 なんきんいし 『陶器指南』の南京石出所事の条に「摂州丹州江州信楽叉は関ヶ原西大溝辺に多し云々」とあります。南京石は磁器原石の意味らしく今日ではこの名称は使われないようです。ここでいう摂州(大阪府)は三田石、丹州(兵庫県)は立杭あたりの釉石、江州(滋賀県)... 2011.07.16 お話原色陶器大辞典
お話 楢柴肩衝 ならしぱかたつき 大名物。漢作肩衝茶入。異名博多。『山上宗二茶談』は初花肩衝・新田肩衝と共にこれを天下の三大名物茶入としました。1657年(明暦三)江戸城で火災にあい修繕してどうにか残っていましたが、その後はまったく消息がわからないようです。(『茶道名物考』... 2011.07.16 お話原色陶器大辞典
お話 軟彩 なんさい 磁器上絵付の一種。粉彩ともいい、中国清朝康煕(1662I1722)末年から雍正(1723-35)初年にかけて現れ雍正朝に完成して後世に普及しました。五彩または硬彩といわれるものに対するもので、軟彩の焼け上がりは絵具が不透明で素地が透けて見え... 2011.07.16 お話原色陶器大辞典
お話 奈良風炉 ならふろ もと奈良より産した土風炉のこと。『倭訓栞』に「奈良風炉は支那のいはゆる運泥炉にして土風炉なり」といい、『和漢茶誌』に「土風炉は珠光始めて運泥の製を悟り匠に命じて之を作る、今に至り之を伝へ奈良風炉といふ、陶人姓名を弧中に款識せり、世を継ぎて皆... 2011.07.16 お話原色陶器大辞典
お話 軟磁器 なんじき イギリス磁器・フランス軟磁器・パリヤン磁器などのように長石質のほかに特殊な熔融剤を用いた磁器をいいます。これに対し普通の磁器、すなわちその素地に長石もしくは長石質岩石を使って熔融剤としたものを硬磁器といいます。ただしこの長石質磁器のうち粘土... 2011.07.16 お話原色陶器大辞典
お話 紅葉呉器茶碗 もみじごきちゃわん 薄い器体、外開きの撥高台など、やや背は低いが典型的な呉器の姿で、肌の色が紅・青と、美しい秋の山をみるようである。日本の「茶」の器物は、その性格がその時代性とともに変遷してくるが、こうしたおだやかな作振りのものが好まれるのも、江戸の幕藩体制が... 2011.07.16 お話朝鮮茶道美術鑑賞辞典
お話 鳴り穴 なりあな 窯より煙突に通じる煙道に適当な間隔を置いて設けられた小孔。一種のドラフトメーターで必要に応じてこれから風を入れて通風を調節しますが、その時発する音でその適量を判断します。 2011.07.16 お話原色陶器大辞典
お話 軟捧錘 なんぼうすい 瓶の一種。形は硬捧錘と似ていますが、ただ肩が広く口が張り足はやや引き締まっています。中国明朝の祭紅には概して捧錘はなく、ただ康煕(1662-1722)の青花・五彩にこれがあります。大捧錘は初年に見られ晩年にはやや小さくなります。康煕のこの類... 2011.07.16 お話原色陶器大辞典
お話 抜山 ぬきやま 益子焼では土瓶の山型耳を抜山といいます。ヌタワリ轍輸上で成形の際、まず器物に要する土の量を定めますが、これを土取りといいます。土取りののち、土を左手の指で適当な厚さに挾んで土を引き延ばすことをヌタワリといいます。土取りとヌタワリは琥櫨成形法... 2011.07.16 お話
お話 庭木窯 にわきがま 佐賀県武雄市西川登町庭木に散在する古窯址。窯ノ谷窯・土井木原窯・梅ノ木原窯・粗頭崎窯の四つに分かれ、明暦・万治(1655-61)頃小田志山窯より分派して次第に開窯されたものと伝えられます。製品は水飯胴・壺・大鉢・徳利などで刷毛目・櫛目などに... 2011.07.16 お話原色陶器大辞典