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天工開物 てんこうかいぷつ

書名。中国明末の大宋応星の著。崇禎十年(1637)の序があります。全十八巻。その内容は乃粒・乃服・彰施・粋精・作鹸・甘嗜・陶挺・冶鋳・丼車・錘鍛・爆石・膏液・殺青・五金・佳兵・丹青・麺藁・珠玉に分かれています。陶挺の巻は瓦・碍・墾甕・白甕青...
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転合庵 てんごうあん

中興名物。真中古茶入、面取手。異名は大名。転合庵の什物であったことから名付けられました。『宗友記』に「転合庵耳あり甚だ太し大名なるが好しといふ俗諺に依って名つけられ候よし」とみえます。口の両側に相対して穴の一つある三角形の耳があり、俗にこれ...
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手付茶器 てつきちゃき

水滴・手瓶のように手の付いた茶入を手付茶器といいます。濃茶に使用する茶入を総称して茶入と唱え、薄茶に使用する茶入を概して茶器といいます。茶入の習慣用語です。
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寺沢広高 てらさわひろたか

肥前国(佐賀県)唐津城主寺沢志摩守広高。1594年(文禄三)に波多三河守好清か秀吉に所領を没収された際、広高があとを継いでこの地を領しました。1602年(慶長七)舞鶴城の建設を始め、1608年(同一三)竣工しここに移りました。広高は唐津焼の...
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田香焼 でんこうやき

豊前国田川郡今任村(福岡県田川郡大任町)の陶器で、自得より与えられた田香の銘を捺したといわれます。また同郡香春村(香春町)で焼いたので田香という印を用いたともいわれます。一本には「蓋し安政初年にして茶器なるが如し」とみえます。(『本朝陶器孜...
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鉄砂 てっしゃ

酸化鉄を多分に含んだもので彩料・釉料にされます。釉下に用いて黒褐色の画様を現すものは朝鮮李朝初期に多くみられ、朝鮮ではこの紅殻質の原料を石間殊と呼び、それで描成されたものを石間殊器と呼んでいます。絵唐津・志野・絵瀬戸は鉄砂画で、李朝鉄砂と同...
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寺ノ谷窯 てらのたにがま

佐賀県伊万里市松浦町中野原字寺ノ谷の古窯。鞍壺窯と後家田窯の二つがあり、天目釉および透明釉を施した雑器を出土しました。(金原京一)
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天子耀 てんしかん

中国清朝康煕(1662-1722)年製の耀で底に一天字の款のあるもの。青花のものが多く、山水の絵が尊いとされます。康窯の底に天字のあるものは瓶にも耀にもどちらにもありますが、後年耀がもっとも立派なものとされました。(『飲流斎説甕』)※てんじ...
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鉄繍花 てっしゅうか

紫色の釉に星点を満現し、きらきらときらめかした光が鉄のようなものを鉄繍花といいます。すなわち鉄系統の釉に結晶を析出させたもので、中国清朝の鑑賞家は特にこの斑紋を愛好しました。(『匋雅』『飲流斎説甕』)
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手轆轤 てろくろ

成形用具の一つ。瀬戸轆轤ともいいます。わが国では主として木でっくり、その構造は円盤の中心を一点で支えて回転するだけの簡単なもので、円盤の周辺に穿った小孔に撞木様の廻棒をかけて押し廻し、その力の入れ具合によって回転速度を加減します。回転方向は...