お話 辻喜右衛門 つじきえもん 肥前有田の陶家。1668年(寛文八)仙台藩主伊達綱宗から江戸の陶商伊万里屋五郎兵衛を経て染付磁器の用命を受け、精良な品を納めました。伊達氏はこれを皇室に奉献したのでありますが、以来佐賀藩主に命じて年々御料の器若干を喜右衛門に調製させ上納させ... 2011.07.07 お話人物原色陶器大辞典
お話 茶家・茶加 チャカ 薩摩(鹿児島県)の方言で土瓶類を指します。元来酒煎子であったものが庶民層に行きわたることによって次第に種々の用途を付加し、その用途に制約されて形状と大小とに変化を生ずることになりました。茶家を大別して平茶家と山茶家とに分けます。平たく膨れ上... 2011.07.07 お話原色陶器大辞典
お話 辻喜平次 つじきへいじ 肥前有田の陶家。辻喜右衛門の後裔で、四代から十代まで喜平次を襲名しました。五代喜平次の1774年(安永三)、代々の栄職である宮中御料品調製を佐賀藩庁を経由せず直接上納することの恩命を蒙り、また常陸大掾の官職を受領しました。製品は青花淡清で、... 2011.07.07 お話人物原色陶器大辞典
お話 猪肝 ちょかん 豚の肝に似た色で、大紅の系統に属する色であります。中国元代の紫釉はこれに近いといいます。許之衡によれば、「大紅術して抹紅となり蚕紅となり橘紅となり猪肝羊肝となり茄皮紫となり雲豆となる」といいます。 2011.07.07 お話原色陶器大辞典
お話 辻玄哉 つじげんや 安土・桃山時代の茶匠。武野紹鴎の一の弟子。和泉国(大阪府)堺の人。屋号を墨屋といい、禁裏御用達の呉服商でありました。紹鴎について茶道を学ぶこと二十年、小壺の大事を伝授されましたが、利休の高弟山上宗二は彼を酷評して、道具に対して目が利かず、茶... 2011.07.07 お話人物原色陶器大辞典
お話 猪口・鍾口 チョク 膳部に用いる陶製の小さく深い器。また陶製の酒盃で形は小さく上が開き下が狭まったものです。猪口は当て字で鍾の字の大声の呉音を写したものといわれ、また朝鮮の鍾除(朝鮮音チョンク)の転誰ともいいます。鍾の字は古くからみられますが、チョクは寛文(二... 2011.07.07 お話原色陶器大辞典
お話 猪口画師 ちょくえし 瀬戸磁器の始まった頃から江戸において江戸絵付というものが起こり、多く磁製の猪口・爛徳利・小皿・小鉢・急須・煎茶器・湯呑みなどに江戸名所あるいは花鳥・美人画などを焼き付けました。当時これに従事した陶画工を猪口絵師と呼んでいました。(『日本近世... 2011.07.07 お話原色陶器大辞典
お話 辻堂香合 つじどうこうごう 型物香合の一種。辻堂のような四方形で、屋根が蓋となっていて、屋根の上に松葉と木の葉の模様があります。染付のものが特に喜ばれます。1855年(安政二)の型物香合番付で交趾大亀と相並んで両大関であった染付辻堂の香合は、のち名古屋の関戸家に入りま... 2011.07.07 お話原色陶器大辞典