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赤水 せきすい

近江国(滋賀県)の陶画工。同国犬上郡高宮村(彦根市高宮町)の人。本名善次郎。1856年(安政三)8月に藩の許可を得て自宅において焼付絵窯元となりました。素地を湖東焼・瀬戸・山口窯などに取り、錦手・金欄手・銀側手を主とし、ほかに青釉などの彩釉...
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舎密局 せいみきょく

舎密局はもっぱら理化学の教育とそれを工芸の実際に応用することを目的とし、大阪や京都に設立されました。京都では、1870年(明治三)12月京都府勧業場内に設立されたもので、ドイツ人ワグネルを招き教授に当たらせました。当時ワグネルは初めてコバル...
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赤水焼 せきすいやき

佐渡相川町の陶器。同地特産の無名異焼の一種で、幕末の頃伊藤富太郎(号赤水)の創製にかかります。製品は俗にいう節分盃などで、底部を鬼面とし見込に於多福を描きます。二代賢蔵・三代孝太郎と継業。
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西洋薬用壷 せいようやくようつぼ

ヨーロッパの陶器コレクションには、しばしば中世から近世にかけての薬壷が含まれます。当時の医薬は日本や中国と同じように自然物を採集精製して貯蔵したものでありました。この薬入れに使用されたのが薬用壷であるようで、最も多いのはオランダのデルフト産...
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石胎 せきたい

中国磁器の胎質分類の一つ。石胎といっても真の石ではなく、その質は重くて堅くほぼ大理石を琢してつくったようなものをいいます。清朝康煕(1662-1722)に石胎の三彩があります。(『飲流斎説甕』)
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正陵 せいりょう

高麗象嵌青磁に正陵の二字を黒土にて象嵌したものがあります。かつての朝鮮総督府博物館所蔵のものは、京畿道開豊郡中西面の高麗恭慾王妃の陵墓正陵付近で小田省吾・加藤濯覚が蒐集したものです。また小川政吉は全羅南道康津郡大口面の高麗窯趾で同様の遺品を...
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関寺 せきでら

中興名物。国焼茶入、伊部焼。能楽の関寺小町の老いさらばえたさまをこの茶入の佗しい風趣に思い寄せての銘であるでしょう。茶入の半面は青味を帯びた榎肌で、他面は赤味を帯びた伊部釉と片身替りをなし、総体に大佗びの茶入であります。舟橋某所持、細川越中...
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精巧社 せいこうしゃ

肥前国(佐賀県)大川内窯は、1871年(明治四)の廃藩と共に鍋島家の保護が止んだためほとんど廃窯の悲運に瀕しましたが、1877年(同一〇)に精巧社を組織し、鍋島家の助力を仰いで更生策を講じました。しかしうちわもめが絶えず、再三組織を変更しつ...
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世外 せがい

松平不昧手づくりの茶碗。土は出雲(島根県)。江戸の名主会田一応がこれを拝領し不昧に箱書付を乞いましたが、不昧作破衣に「これひとつ」の狂歌を添えたからといって許されず、やむなく不昧の第四女幾千姫玉瑛君に請うて世外の銘を得ました。のち江戸十大衆...
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石盃 せきはい

茶の湯の会席に用いる陶磁の盃。木杯に対して石盃といいます。かつて渡り物の石の物(磁器)を使用したことより起こった語であります。