お話 粟田口善法 あわたぐちぜんぽう 室町時代中期の佗び茶人。善輔ともいいます。珠光の弟子。京都粟田口(東山区)に住み、一生の間、爛鍋一つで食事をも茶の湯をもして楽しみましたので、心の綺麗な茶人であると珠光にほめられました。ほかに茄子形の手取り釜を愛用していましました。その写し... 2011.05.01 お話人物原色陶器大辞典
お話 安東焼 あんとうやき 伊勢国津(三重県津市)の陶器。古くは安濃津焼ともいきましました。安永・天明(1772-89)頃津の藩主藤堂高豊か、古万古窯沼波弄山の陶工瑞牙を招いて近郊の安東村(同市安東町)で焼かせたのが起こりであります。窯務には藩士服部十太夫(一に十左衛... 2011.05.01 お話原色陶器大辞典
お話 伊賀焼 いがやき 伊賀国(三重県)の陶器。古く同国阿山郡丸柱村(阿山町丸柱)に起こり、その後さらに付近の数ヵ村に及んだ。土地は近江国(滋賀県)の信楽谷に接し、地質の連絡上から花崗岩系の原料はもちろ技術もまた信楽と同系で、共に手轆轤および京窯式の範囲に属してい... 2011.05.01 お話原色陶器大辞典花入
お話 嵐山 あらしやま 銘。清水焼風のやきものにこの銘があります。京都の嵐山は桜花・紅葉ともに美しくかつ納涼地として知られた所。このやきものは嵐山土産として売られたものでありますが、陶窯および作者については未だにはっきりしないようです。遺品はまれであるが作者は熟達... 2011.05.01 お話原色陶器大辞典
お話 安南織部 あんなんおりべ 織部風の安南焼。『陶器考』に安南(ベトナム)に織部形のもののあることが記され、また安南で産出するもののうち茶釉黄土に白釉と黒釉で中に風変わりな絵を描いたものを一般に赤織部といいますが、そうではなくこれは安南啜香であると記しています。 2011.05.01 お話原色陶器大辞典
お話 五十嵐健二 いがらしけんじ 明治時代の窯工技術家。1887年(明治二〇)京都の五条坂で染付銅版の印画を試み、翌年これを岐阜県土岐郡高山(土岐市土岐津町高山)で実行した。その方法は呉須印肉として粘質の草根すなわちこんにゃく根や紫蘭根(白)にリスリンなどを混合したものを用... 2011.05.01 お話原色陶器大辞典