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名物手青磁 めいぷつでせいじ

『銘器秘録』によれば「色不同あるようで、形は竹の節の如くにて高尚ならず、肩足口ともに尋常なり、叉腰半は一筋の浮きたる筋あるようで、桶手の如く見ゆる、然れども下作なり、此の類に青柳と名づくるあり」といいます。『青甕説』は上の文を引いて「按ずる...
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結艇斗 むすびのし

仁清作茶碗。結艇斗の文様があります。1877年(明治一〇)に燕申堂尚晴という者が東本願寺に献じ、のち根津嘉一郎家が購求しました。(『大正名器鑑』)
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名物並 めいぶつなみ

松平不昧の蔵帳の道具分類は、これを宝物・大名物・中興名物・名物並・上之部・中之部・下之部の七種に分けています。名物並はすなわち中興名物に準ずるものという意味であります。しかし『大正名器鑑』は名物並をも全部名物として取り扱っています。
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結文 むすびぶみ

染め付け型物香合。大小があるようで、小を玉章といいます。『茶道笙蹄』に「横、織紋、上に山水、橋の上か、碁打あるようで、小は馬乗あって結ひめなし、千家所持大の方随流の書付あり」とあります。
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名物目利聞書 めいぷつめききききがき

書名。写本一冊、編者不明。小堀遠州の口授を筆記したものと伝えられます。内容は『茶器弁玉集』および『万宝全書』の和漢茶入秘録と大同小異であります。『極秘目利書』『茶器目利書』なども本書とほとんど同類のものであります。古来茶入が各写本をして、秘...
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民芸 みんげい

庶民の日用工芸の略で、柳宗悦が使い始めた用語であります。宗悦は用と美の美論から、従来賞美された高級奢侈工芸すなわち上手物に対して、下手物すなわち民芸にこそ真の美があるとして、情熱的に民芸運動を展開し、今日の民芸ブームの基を開いました。民窯 ...
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無名異 むみょうい

『辞源』によれば、中国で無名異というのは鑑つまりマンガンであります。『日本近世窯業史』によれば、無名異というものは元来金山の象徴と見なされる金光色の硫化鉄が風水に変化して硫酸鉄となり、さらに硫酸を失って酸化鉄を残した赤色の土石類であります。...
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鳴鳳 めいほう

京都某院の寺侍。嘉永年中(1848-54)実弟と共に近江国(滋賀県)彦根に来て藩窯湖東焼の素地を用いて赤絵焼付に従事しました。また書画・俳偕などを嗜み、その錦手・錦欄手は繊巧細緻なことで有名でありました。酒盃・建水・筆筒・水注・墨台・水指・...
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明三彩 みんさんさい

中国明代の三彩磁器。もっぱら彫紋素地に色釉を掛けたもので、主として赤・緑・黄、または赤・緑・白の配合を用いています。線刻の方法には三種があります。粘土の細線で輪郭を描き細部を薄肉彫りとしたものがそのI、半肉彫りまたはこれに透彫りを交えたもの...
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婆窯 むよう

中国唐代婆州(今の浙江省金華県)で焼造しました。胎釉は越州窯に似て黄色を帯びると伝えられます。『唐書』『新唐書』『太平簑宇記』『宋史』には一切その記文がありませんので、おそらく当時は名もない一民窯であったと思われますが、陸羽は『茶経』におい...