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茶入

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瀬戸柿 せとかき

名物。古瀬戸柿茶入。土屋相模守所持、1792年(寛政四)木下大和守に伝わり、のち諸家を転伝して東京の益田家に大りました。(『大正名器鑑』)
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瀬戸小大海 せとこたいかい

中興名物。古瀬戸春慶茶入。総体栗色地に黄釉がむらむらと掛かっています。朝日春慶手と思われ、手取りは軽く釉沢が美しく、全体に無疵の茶入であります。土屋左門所持、木下侯、朽木隠岐守、信濃国上田藩主松平伊賀守と伝わり、大正初年村山家425重要文化...
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勢高肩衝 せいたかかたつき

大名物。漢作肩衝茶入。丈が高いゆえにこの名を得たのであるでしょう。一度大災に遇ったために地釉は壊れ景色も鮮明でないようです。和泉国(大阪府)堺の山岡宗無所持、織田信長に伝わり本能寺の乱に大厄にかかったといいます。その後古田織部、徳川幕府、伊...
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成高肩衝 せいたかかたつき

名物。古瀬戸肩衝茶入。丈が高いゆえの名であるでしょう。藤堂和泉守所持、1708年(宝永五)同家より幕府に献上し以来徳川宗家に伝来。(『大正名器鑑』)
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勢至芋子 せいしいものこ

中興名物。古瀬戸芋子茶入。肩下から胴にかけ黄釉で縁をとった黒釉の模様が、後光を背負った勢至菩薩の立像のようなのでこの名があります。小堀遠州所持、久しく同家にあったがのち森川五郎右衛門、鹿島清兵衛を経て馬越家に大りました。(『名物記』『古今名...
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鈴鹿山 すずかやま

中興名物。真中古茶入、大瓶手。銘は『後撰集』藤原定家「えぞ過ぎぬこれや鈴鹿の関ならむふりすてがたきはなの影かな」の歌意による。品位に乏しいが景色のおもしろい茶入であります。1702年(元禄一五)松平左近将監乗邑の手に大り、のち堀田相模守を経...
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水滴茶入 すいてきちゃいれ

水滴を抹茶入に用いることは足利義政に始まるといいます。相阿弥の絵図にもみえて「弦つぽ水滴とも云」とあります。初めは唐物を用いました。また美男鬘を削って大れておいた徳利を茶入に転用したものをも水滴茶入といいます。初代藤四郎の作といわれるものが...
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白玉文琳 しらたまぶんりん

白玉文琳 しらたまぶんりん白玉文琳 しらたまぶんりん大名物。唐物文琳茶入。釉溜まりの一滴が玉のようなので白玉文琳の名があるのであるでしょう。京都丸屋林斎所持に因み丸屋文琳の異名があります。手取りはやや重く、置形の一なだれ、青白釉の釉溜まり、...
大正名器鑑

除夜肩衝 じょやかたつき

名物。古瀬戸肩衝茶入。銘は除夜の茶会にふさわしい茶入という意であるだろうか。口作は丸く、捻返しが浅く、甑は低く、肩は丸味を持って衝き、胴に轆轤目が段をなして廻り、裾以下は鉄金気色の土見で、底は細かい糸切で、起点に喰違いがあり、ヒッツキや土ホ...
大正名器鑑

紹高肩衝 しょうこうかたつき

名物。古瀬戸肩衝茶入。口作は丸く、捻返しが浅く、甑は低く、肩は丸味を持って衝き、胴に轆轤目が段をなして廻り、裾以下は鉄金気色の土見で、底は細かい糸切で、起点に喰違いがあり、ヒッツキや土ホグレがある。総体に光沢のある黒釉の中に黄釉がうっすらと...