茶道美術鑑賞辞典 伊予簾緞子 いますだれどんす 伊予簾緞子明代。名物裂。中興名物「伊予簾茶入」に小堀遠州がこの裂を用いた仕覆を添えたため、この呼称が付けられている。石畳緞子が大石畳を地模様としているのに対し、この裂は小石畳に宝尽紋を散らしている。紺... 2024.12.01 茶道美術鑑賞辞典裂地
茶道美術鑑賞辞典 糸屋風通 いとやふうつう 糸屋風通明代。名物裂。白地に縹色の桟崩し紋様を地紋とした二重織で、白地円紋を交互に飛ばし、円内に金糸で輪宝を織り出している。この紋様から糸屋輪宝とも呼ばれるが、もと利休門人糸屋宗有の愛蔵によりこの名が... 2024.12.01 茶道美術鑑賞辞典裂地
茶道美術鑑賞辞典 いちご錦 いちごにしき いちご錦明代。名物裂。茶色の厚手の木綿地に、白・茶・緑・紺の絹糸で楕円形十二弁の花紋を織り出した後渡りの錦裂である。この花紋を苺と見立てての名称で、覆盆子・猪智子などの文字をあてることもある。十七世紀... 2024.12.01 茶道美術鑑賞辞典裂地
茶道美術鑑賞辞典 安楽庵金襴 あんらくあんきんらん 安楽庵金襴明代。名物裂。名称は京都誓願寺五十五世安楽庵策伝(1554~1642)がこの種の裂を所持したことに由来する。別名誓願寺裂とも呼ばれ、宝尽紋裂が多く、大柄で金地のものが知られるが、金色の輝きが... 2024.12.01 茶道美術鑑賞辞典裂地
茶道美術鑑賞辞典 有栖川裂(馬紋) ありすがわぎれ 有栖川裂(馬紋)明代。名物裂。前田家伝来有栖川裂中の一種である。馬紋は鹿紋錦とその様式的傾向を同じくし、ペルシア風な趣を示している。黒赤地に薄赤茶・萌黄色で長方形を隅切りした八角の窓を織り出し、その中... 2024.12.01 茶道美術鑑賞辞典裂地
茶道美術鑑賞辞典 有栖川裂(鹿紋) ありすがわぎれ 有栖川裂(鹿紋)明代。名物裂。前田家伝来有栖川裂の代表的作例。雲龍紋錦に比してペルシア風の麺が強く、織法も木綿地に色糸を浮織としている。製作年代は十六世紀末で、ペルシアカーペットに同手の紋様がみられる... 2024.12.01 茶道美術鑑賞辞典裂地
茶道美術鑑賞辞典 有栖川裂(雲龍紋) ありすがわぎれ 有栖川裂(雲龍紋)明代。名物裂。有栖川裂のうち最も著名なものは、前田家伝来の雲龍紋・馬紋・鹿紋三種である。名称の由来は、もと有栖川宮家に伝来したからとも伝えるが、詳らかでない。浅葱地に五色の色糸で幾何... 2024.12.01 茶道美術鑑賞辞典裂地
茶道美術鑑賞辞典 朝倉間道 きあさくらかんとう 朝倉間道明代。名物裂。越前の戦国大名朝倉義景所持の大名物「朝倉文琳茶入」(本能寺文琳または三日月文琳ともいう)の仕覆裂を本歌とする。遠州の好み裂としてこの茶入に添えられたことにより名が付けられる。この... 2024.12.01 茶道美術鑑賞辞典裂地
茶道美術鑑賞辞典 赤茶地大牡丹銀襴 あかちゃじおおぼたんぎんらん 赤茶地大牡丹銀襴赤みを帯びた茶地を糯子地に織り、大牡丹の花紋を間隔をつめて並べ、周囲に葉紋を添えて余白を埋め尽くしている。渋いさびた銀糸は赤みの強い地色を押え、むっくりとした艶のある糯子地に厚みを加え... 2024.12.01 茶道美術鑑賞辞典裂地
茶道美術鑑賞辞典 青木間道 あおきかんとう 青木間道明代。名物裂。名称は秀吉の家臣青木法印重直によるとも、同家臣青木紀伊守一矩によるとも伝えるが、重直と一矩が同一人か否かは詳らかでない。この名称を有する裂は種類が多く、一概にこれが本歌とはいえな... 2024.12.01 茶道美術鑑賞辞典裂地