大正名器鑑 貯月 ちょげつ 中興名物。藤四郎春慶茶入、瓢箪。蘇東彼の詩に「大瓢もて月を貯えて春甕に帰す」とあるのをとって、大形の瓢箪という意を表しました。数ある春慶瓢箪の中でこの茶入はとりわけ美作であります。総体に黒ずんだ柿金気色で、口のあたりから共釉の一なだれがある... 2011.07.07 大正名器鑑茶入
お話 筑紫肩衝 つくしかたつき 大名物。漢作肩衝茶入。もと筑紫国(福岡県)にあったのでこの名があります。総体栗色地に紫気を含み、また金気が多く銀砂子のように日光に映じてちらちらとみえます。肩廻りに黒飴筋が双方から落ち合い、胴紐の下から一つになって盆付までなだれ掛かります。... 2011.07.07 お話中国原色陶器大辞典大名物大正名器鑑茶入茶道美術鑑賞辞典
お話 筑紫文琳 ちくしぶんりん 名物。唐物文琳茶入。もと筑紫国(福岡県)にあったのでこの名があります。津田宗及所持、のち京都竜光院に伝来。(『大正名器鑑』) 2011.07.07 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 付藻茄子 つくもなすび 大名物。漢作茄子茶入。付藻はまた江沢藻・江浦草・作物などの字を当てます。別名松永茄子・九十九髪。『総見記』所載の相国寺惟高和尚の記文に、「鹿苑相公(足利義満)、内野の戦場に向ふ時、金甲の裏にこれを繋けて身に随ぶ。その御愛保重せられしこと知る... 2011.07.07 お話原色陶器大辞典大名物大正名器鑑茶入
原色陶器大辞典 帖佐焼 ちょうさやき 大隅国姶良郡帖佐村字宇都(鹿児島県姶良市)にあったものです。慶長の役後の1598年(慶長三)に島津義弘に従帰した金海(星山仲次)によって、1601年(同六)に開創されたもので、実に薩摩藩窯の根元であります。この窯は義弘の茶道への執心から出て... 2011.07.06 原色陶器大辞典花入
原色陶器大辞典 千巻・綜 ちまき 花器の形の一つ。小形の掛け花入で、口が広く尻に行くに従って狭まり、それにねじ抜きのような螺旋の手法を残しています。備前焼にこの形が多く、また南蛮千巻は特に珍重されます。 2011.07.06 原色陶器大辞典花入
お話 種子茄子 たねなすび 名物。漢作茄子茶入。種子島左近家所持、1825年(文政八)島津家久が同家より召し上げ、以来島津家に伝来。(『大正名器鑑』) 2011.07.04 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 玉垣文琳 たまがきぶんりん 大名物。漢作文琳茶入。『茶伝記録』に「伊勢より出たるによりかく名を云ふや」とありますので、伊勢神宮の玉垣に因んだ名であるでしょうか。『松屋日記』には「玉垣と珠光文琳と羽室文琳、此三つ天下に無隠文琳也」とあります。口造りは厚手で、捻り返しは浅... 2011.07.04 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 玉津島 たまつしま 名物。破風窯茶入、凡手。銘は『玉葉集』崇徳院御製「過ぎがてにみれどもあかぬ玉津島むべこそ神の心とめくれ」によります。もと丹波園部家(のちの小出家)伝来、後年岩崎家に入りました。(『大正名器鑑』) 2011.07.04 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 玉村 たまむら 名物。真中古茶入、大覚寺手、大海。小堀政房筆箱書付に「うつろはて庭おもしろき初雪におなじ色なる玉村のさと」とあります。小堀遠州所持、のち江戸の御典医岡玄斎を経て岩崎家に入りました。(『大正名器鑑』) 2011.07.04 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入