朝鮮 山路 やまし 熊川茶碗。李朝前期に慶尚南道晋州の窯で焼かれたと伝えられるもので、この手の茶碗を積出した洛東江河口の港の名をとって熊川と呼ぶ。総じて形の整った端反りの口をもつ深めの椀形で、どこの窯のものでもこの形の茶碗は熊川形と呼ばれる。見込の底には、鏡と... 2011.06.11 朝鮮茶碗茶道美術鑑賞辞典
お話 香炉 こうろ 灰に火を盛って香を薫くのに用いる器。陶・銅などで種々の形につくられます。もと仏前の荘厳のためにつくられたもののようで、まず銅器において発達しました。仏前荘厳のための薫香を供香といい、賓客を迎えるなど嗜みのそれを空蛙といい、香道が起こってのち... 2011.06.06 お話原色陶器大辞典茶道具
原色陶器大辞典 鯉の手 こいのて 中国産青磁に対するわが国の一分類で、鯉の浮紋のあるものをいいます。天竜寺手と同作で鉢・皿類が多いようです。その浮紋の部分だけは釉が掛からず素焼(いわゆるビスケット地)であります。無紋のものも同手の青磁ならば鯉の手と呼びます。この手筋の花入は... 2011.06.04 原色陶器大辞典花入
お話 漢鶴 かんつる 名物。漢作鶴首茶入。昔、和泉国(大阪府)堺に大鶴・小鶴という二つの漢作茶入があり、これはその一つ。添書によりますと、徳川二代将軍秀忠が関東巡視の際、安芸藩祖浅野長政の臣で信房という者、長政に代わって案内し、その賞としてこの茶入を拝領したとあ... 2011.05.26 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 堪忍肩衝 かんにんかたつき 名物。唐物、肩衝茶入。異色な銘でありますが、その姿、感じがいかにも重厚円満で、よく物に堪え忍んでいるようなのでこの銘があるのでしょう。『古今名物類聚』はこれを唐物の部に入れていますが、むしろすべての点て古瀬戸に近いといわれます。作行は大寂び... 2011.05.26 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 黒茶碗 銘桔梗 道入 黒茶碗 銘桔梗 道入黒茶碗 銘桔梗 道入Dōnyü: tea bowl, known as "Kikyo", Black RakuMouth diameter 12.0-12.2cm高さ7.6cm 口径12.0~12.2cm 高台径5.4c... 2011.05.26 お話原色陶器大辞典日本日本の陶滋樂茶碗
原色陶器大辞典 寒霞渓焼 かんかけいやき 1905年(明治三八)頃香川県高松市で久保駒吉(号祖舜)の始めた陶器。のち屋島焼と改称。高麗焼の光沢と交趾焼の雅致を備え同県の特産品となりました。祖舜は1921年(大正一〇)4月27日八十歳で没。子富三郎が業を継ぎ主として抹茶碗・水指などを... 2011.05.25 原色陶器大辞典花入
お話 唐物装蹄 からものろてい 名物。唐物茶入。口造りが装蹄状をなし、総体に光沢が麗しく、無疵で景色の変化がおもしろい茶入。万治(1658-61)以前から大阪鴻池家に伝来しました。(『大正名器鑑』) 2011.05.24 お話原色陶器大辞典名物大正名器鑑茶入
お話 唐擂茶 からるいざ 名物。漢作唐物茶入。銘茶の数十二。総地栗色中に甑の括茶だけが白く、その対照が景色のおもしろさを一段と加えます。もと土屋相模守の所持。その後干帥屋宗十郎、信州上田藩主松平伊勢守と伝わり、大正初年同家蔵器入札の際八千余円で名古屋早川周造家に入り... 2011.05.24 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 かはづ肩衝 かわずかたつき 八幡名物。唐物、肩衝茶入。形が蛙に似通っていますので、『新古今集』前大納言忠良の歌「折にあへばこれもさすがにあはれなり小田のかはづの夕暮のこゑ」によって名付けられたといいます。総体黒飴釉一色ではなはだ無景のようではありますが、胴紐下にひっ付... 2011.05.24 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入