お話 荘子 そうし 名物型物香合の一つ。角形の染付で隅に浮文の蝶が一つあるようで、横織模様。荘子が夢で胡蝶となったという故事によって名付けたものです。(『茶道笙蹄』『茶道名物考』) 2013.03.22 お話原色陶器大辞典
お話 宋三彩 そうさんさい 中国宋代につくられた鉛釉多彩陶のことで、唐三彩・遼三彩の流れを汲むものであります。用いる彩釉は緑・白・黄・褐などの明るい色で、時に四色となったりまた二色となったりして三の字にこだわらないようです。花草や大物・詩文などを染め分けて文様とするが... 2013.03.20 お話原色陶器大辞典
お話 走波 そうは 京都の陶工。白井芳造。走波のほかに如雲・如雪の号がありました。安政(1854~60)の頃肥前国三根郡白壁村(佐賀県三養基郡北茂安町白壁)白石焼に来て永楽風の彩画描金をつくった。のち失明して京都に帰った。その弟子中村吉兵衛は良手でありました。... 2013.03.19 お話人物原色陶器大辞典
お話 宗慶 そうけい 田中姓。従来の伝では楽焼元祖阿米夜の法名とされていたが、「楽家宗大文書」によって、阿米夜とは別大であることが判明しました。その作に三彩獅子香炉かおり、その刻銘に「とし六十田中天下一宗慶(花押)文禄四年9月吉日」とあるので、宗慶か田中姓で15... 2013.03.18 お話原色陶器大辞典
お話 塼 せん 粘土を型に大れて成形し、焼成してつくった建築用材。灰黒色で直方体のものが多いが、例えば筒形天井には模形の坊というように、使う位置に即応してつくられた特殊な形もあります。つまり中国で発達した煉瓦のこと。専・坊・躾・助・壁などの字が用いられまし... 2013.03.08 お話原色陶器大辞典
お話 勢高肩衝 せいたかかたつき 大名物。漢作肩衝茶入。丈が高いゆえにこの名を得たのであるでしょう。一度大災に遇ったために地釉は壊れ景色も鮮明でないようです。和泉国(大阪府)堺の山岡宗無所持、織田信長に伝わり本能寺の乱に大厄にかかったといいます。その後古田織部、徳川幕府、伊... 2013.02.24 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 勢至芋子 せいしいものこ 中興名物。古瀬戸芋子茶入。肩下から胴にかけ黄釉で縁をとった黒釉の模様が、後光を背負った勢至菩薩の立像のようなのでこの名があります。小堀遠州所持、久しく同家にあったがのち森川五郎右衛門、鹿島清兵衛を経て馬越家に大りました。(『名物記』『古今名... 2013.02.20 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入
お話 成化窯 せいかよう 中国明代の憲宗の成化年間(1465-87)における官窯をいいます。宣徳(1426-35)のあと正統・景泰・天順の三代は、政治が乱れ御器廠の威勢も衰えたため官窯器にはほとんどみるべきものがなかったらしいが、成化の代に至って復活しました。その製... 2013.02.16 お話原色陶器大辞典
お話 製塩土器 せいえんどき 海水または鹸水を大れて煮沸し結晶塩を取るのに用いる土器をいいます。手握ねによる粗製の深鉢形を基本とする薄手の比較的小型の土器で、成形に用いられた平行線や格子目などの叩き型の跡を残すものが多いようです。加熱した時破損し難いように胎土に多くの砂... 2013.02.14 お話原色陶器大辞典
お話 辰砂釉 しんしゃぐすり 磁器に用いる色釉の一種で、血紅色を呈するものです。昔から中国において製され、朝鮮やわが国においてもまたこれに倣りました。辰砂釉の名は硫化水銀から成る天然朱の辰砂の色とその色を同じくするので名付けられたものであるでしょう。この血紅色を現わすた... 2013.01.28 お話原色陶器大辞典