古筆切 三体白氏詩巻 さんたいはくししかん 三体白氏詩巻小野道風筆。国宝。『白氏文集』断簡。楷書・行書・草書の三体で白楽天の詩六首を書いた巻子本である。各体二首ずつで楷書は七律と五絶の十二行、行書は七律と五律の十六行、草書は七律および七絶の十八行、合計四十六行である。字形は端正で温雅... 2024.12.10 古筆切国宝茶道美術鑑賞辞典
古筆切 佐竹本三十六歌仙絵 さたけぼんさんじゅうろくかせんえ 佐竹本三十六歌仙絵伝藤原信実絵・伝後京極良経詞・平兼盛像。重文。佐竹本中、躬恒と貫之(位署と歌のみ遺存)は江戸初期に欠失し、狩野探幽が二図を補筆し、また下巻頭に住吉神社の詞と歌とが記され、住吉神社の風景が加筆されている。男像の三十一人中、黒... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典重要文化財
古筆切 佐竹本三十六歌仙絵 さたけぽんさんじゅうろくかせんえ 佐竹本三十六歌仙絵伝藤原信実絵・伝後京極良経詞・斎宮女御像。重文。秋田藩主佐竹家に襲蔵されていたのでこの名が付けられたが、大正八年分断された。分割にあたり世話人益田鈍翁は田中親美と計り一図ずつに分割したが、曲折を経て親美の所有に帰した。本図... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典重要文化財
古筆切 佐竹本三十六歌仙絵 さたけぼんさんじゅうろくかせんえ 佐竹本三十六歌仙絵伝藤原信実絵・伝後京極良経詞・小野小町像。重文。藤原公任によって三十六人の歌人(男三十一人・女五人)が選ばれ、藤原盛房が歌仙伝を著わすに至り、一層歌仙尊重の風潮が高まり、鎌倉期に入って歌仙絵の成立をみたと考えられている。信... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典重要文化財
古筆切 堺色紙 さかいじきし 堺色紙伝藤原公任筆。『古今集』巻七断簡。和泉国堺の何人かが所持したために「堺色紙」と名付けられたのであろう。『古今集』を書写した巻子本を分割したもので、現存するのは十首で一紙ごとに大小がある。料紙は薄藍色の斐紙に蝶・鳥・松・桜・紅葉・秋草な... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 紙捻切 こよりぎれ 紙捻切伝藤原佐理筆。『道済集』断簡。源道済(~1019)の家集を書写した冊子本であるが、筆鋒が紙捻のよじれた姿に似ているところから付けられた名称である。穂先の細くて長い筆で書かれ、転折によって鋭鋒が露出し、書風は老巧で枯淡な趣があり、全体に... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 後鳥羽院本三十六歌仙絵 ごとばいんぼんさんじゅうろくかせんえ 後鳥羽院本三十六歌仙絵伝後鳥羽院絵・詞・紀貫之像。絵詞ともに後鳥羽院と伝える一連の歌仙だいのきみなかつかさ絵で、もと巻子本であったものを分断し、現存するのは十五葉である。中でも高田専修寺に伝来する「小大君・伊勢・中務」の三幅には、烏丸光広(... 2024.12.10 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 小島切 こじまぎれ 小島切きつちょうけいしゅう伝小野道風筆。『斎宮女御集』断簡。斎宮女御は村上天皇の皇女徽子(929~1985)で、三十六歌仙に選ばれた五人の閨秀歌人の一人である。この歌集はもと粘葉装の冊子本で前田育徳会旧蔵の四枚続きがあり、鳥の子質の料紙に雲... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 小色紙 こじきし 小色紙後水尾院筆。宸筆色紙(手鑑 『碧玉』下)。後水尾院は後陽成院の皇子で、第百八代天皇として慶長十六年即位、寛永六年譲位して法皇となり、仙洞御所に入った。後水尾院は特に古筆を愛好し、莫大な手鑑を集大成したが、火災にあって惜しくも焼失した。... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典
古筆切 高野切 こうやぎれ 高野切伝紀貫之筆。第三種。『古今集』巻十八断簡。第三種は巻十八巻十九が現存するが、元来、巻十三から十九までを書写したものと思われる。第1.第二種の書風に比べると明快で、運筆に適度の速さがあり、穂先の変化は少ないが、新鮮な魅力を感じさせる新風... 2024.12.09 古筆切茶道美術鑑賞辞典