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茶道

古筆切

筋切 すじぎれ

筋切伝藤原佐理筆。『古今集』巻七断簡。『古今集』を上下二冊の粘葉本に書写したもので、真名序・仮名序を含む巻十までが関戸家に完存したが、近年とおしその大半が分割された。この断簡もその一部で、料紙の表の方を「筋切」と呼び、裏側を「通切」という。...
古筆切

新古今集(断簡) しんこきんしゅう

新古今集(断簡)伝青蓮院尊道筆。『新古今集』巻五巻十断簡(国宝 『大手鑑』)。尊道法親王(1332~1403)は後伏見天皇の皇子で青蓮院門跡。たびたび天台座主にのぼり、妙香院・十楽院とも称せられた。この断簡は三首の和歌を同形式で散らし書にし...
古筆切

宸翰和歌懐紙 しんかんわかかいし

宸翰和歌懐紙後水尾院筆。一首和歌。後水尾院(1596~1680)は後陽成院の皇子で百八代天皇。和歌・連歌・連句を好み家集に『鷗巣集』がある。また古筆切を愛好収集し、手鑑を編集されたことも有名。この一首懐紙は「南校暖待鷺」の題詠で三行三字の定...
古筆切

宸翰色紙 しんかんしきし

宸翰色紙後陽成院筆。『古今集』巻三(国宝 『大手鑑』)。後陽成院(1571~1617)は陽光院の皇子で百七代天皇、慶長十六年(1611)譲位された。歌は『古今集』から紀貫之の『寛平御時后宮歌合』の一首で三行書とし、単調さを避けるため第一行、...
古筆切

白河切 しらかわぎれ

白河切伝西行筆。『後撰集』巻十断簡(手鑑『谷水帖』)。陸奥国白河から出たので「白河切」と命名され、また江戸で分割されたから「江戸切」「江戸西行」の名もある。もと胡蝶装の冊子本で料紙は楮紙、伝西行筆「曽丹集切」に類似した同時代の書写になる古筆...
古筆切

松籟切 しょうらいぎれ

松籟切伝藤原行成筆。『十番歌合』断簡。『十番歌合』の清書本で、承暦二年(1078) 讃岐守顕季家歌合と呼ばれ、顕季(1055~1123)が古歌を利用して歌合形式としたといわれる。料紙は白の鉄線唐草の唐紙(和製)を使用している。近年まで三井松...
古筆切

拾葉集(断簡) しゅうようしゅう

拾葉集(断簡)伝津守国冬筆。『拾葉集』巻十六断簡(国宝 『大手鑑』)。津守国冬(1270~1320)は国助の子で摂津住吉社の神主の家に生まれ、弘安八年に権神主、永仁七年に神主となり、従四位上左近将監に任ぜられ、後宇多天皇の北面の武士となった...
古筆切

十五番歌合切 じゅうごばんうたあわせぎれ

十五番歌合切伝藤原公任筆。公任撰 『十五番歌合』断簡。この歌合は公任の撰になるもので、現在十四首が知られているにすぎない。そのうち八首(友則・清正・小町・惟則・元真・仲文・輔昭・斎宮女御)が一巻として前田育徳会に秘蔵され、不足の二十二首を中...
古筆切

下絵拾遺抄切 したえしゅういしょうぎれ

下絵拾遺抄切伝源俊頼筆。『拾遺抄』断簡。『十巻本拾遺抄』の書写本で遺存する断簡はきわめて少なく、料紙は鳥の子の白紙に銀泥飛鳥・草花などが比較的大きく描かれ、『桂本万葉集』 「堺色紙」より洗練された下絵となっている。俊頼(1112~9) 筆と...
古筆切

時代不同歌合絵 じだいぶどううたあわせえ

時代不同歌合絵伝藤原信実絵・伝後京極良経詞・藤原兼輔像。この断簡は『時代不同歌合絵』の第四十六番左の藤原兼輔像であり、一歌仙一首の形式をとり、現在数葉が知られるのみである。絵はまた藤原光長の筆とも伝えられるが、画風からみて鎌倉末期の遺品で、...