茶道美術鑑賞辞典 青貝布袋香合 あおがいほていこうごう 青貝布袋香合 青貝名物香合として数個伝来するうちの一つで、茶道創成期の会記中にもよく特記されている最も著名なもの。青貝とは螺鈿のことで、夜光貝や鮑貝などの貝殻の真珠光を帯びた部分をさまざまな形に切り、漆面や木地にはめ込んで文様を描き装飾とし... 2024.09.16 茶道美術鑑賞辞典香合
茶道美術鑑賞辞典 青貝一文字香合 あおがいいちもんじこうごう 青貝一文字香合 中国明代の小容器を日本にもって来て香合にしたもので、甲に瓢形文と、その中に「天下泰平」の文字が青貝で描かれていることは、まさしく茶趣に適うものがある。一文字とは、その形が横からみると「一」の文字にみえるからである。この香合は... 2024.09.16 茶道美術鑑賞辞典香合
大名物 夜長 よなが 夜長 よなが二重切竹花入。利休作。大名物、千家名物。利休が天正十八年、秀吉の小田原攻めに従軍した折、韮山竹で三種の竹花入をつくったうちの一つ。「夜長」の花入は花窓を二つあけた二重切です。伝説によると陣中の夜営で兵が竹を枕に眠る姿に興を覚えて... 2024.01.31 大名物日本花入茶道美術鑑賞辞典
日本 深山木 みやまぎ 深山木 みやまぎ尺八切竹花入。小堀遠州作。遠州らしい景色十分のさび竹を用いて逆さに切り、節をやや高く置いた造形に、利休作「尺八」とは異なる遠州の作意をみます。『遠州蔵帳』と『古今名物類聚』に名物として記載、古来遠州の代表作とされています。「... 2024.01.31 日本花入茶道美術鑑賞辞典
日本 耳付籠花入 みみつきかごはないれ 耳付籠花入「桂川」と同じく女竹をもって編まれています。魚籠として生まれた籠であ筆の軸ぐらいの竹を四つ割にし、薄く削って用いたもので、拉げて雅味を増している。首部の丸い耳は魚籠のときは紐通しでした。利休が茶会に籠を多く使用した時代のもので、細... 2024.01.31 日本花入茶道美術鑑賞辞典
中国 松本舟 まつもとぶね 松本舟 まつもとぶね砂張舟花入。大名物。天下三舟の筆頭。淀みのない実に洗練された三日月形の姿をなし、金色もこのうえなくすばらしいです。古来、釣舟花入の王座をしめたのは「貨狄舟」でしたが、惜しくも本能寺の変に焼失、以後は「松本舟」が名品の第一... 2024.01.31 中国大名物花入茶道美術鑑賞辞典金物
日本 藤浪 ふじなみ 藤浪 ふじなみ一重切竹花入。小堀遠州作。偏平な根竹を逆竹に用いて狭い花窓を一つあけた、いたって個性的な一重切です。節と窓の配置が遠州独特の割り出しを示しています。利休と比較して、遠州の美意識のあり方を示すものです。遠州の竹花入には直書のない... 2024.01.31 日本花入茶道美術鑑賞辞典
中国 針屋舟 はりやぶね 針屋舟 はりやぶね砂張舟花入。名物。天下三舟の一つ。舟形の前後がはなはだしく湾曲して全体に丸みを帯び、形も大きいです。砂張の質は銅分が多いのか、やや赤みがかかっています。銘は利休の弟子で京都上立売に住んだ針屋宗春の所持によりますが、それまで... 2024.01.31 中国花入茶道美術鑑賞辞典金物
日本 鉈目尺八竹花入 なためしゃくはちたけはないれ 鉈目尺八竹花入金森宗和作。尺八筒だが置くことはできない。向掛けにのみ使用する花入です。やや高めの一節の下に鉈目が手強く切り込まれています。金森宗和は古来その瀟洒な好みを「姫宗和」と称され、野々村仁清を指導した人としていかにも華奢な好みのごと... 2024.01.31 日本花入茶道美術鑑賞辞典
日本 蓬庇 とまびさし 蓬庇 とまびさし輪無二重切竹花入。小堀遠州作。二重切の上部に輪のない形で、さび竹を逆さに開いて、花窓は狭く切り込んであるのが造形の特色です。口辺の節には擂座が景色をそえています。裏面に蒔絵で「蓬」と銘が書かれています。輪無二重切のはじめは、... 2024.01.31 日本花入茶道美術鑑賞辞典