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茶碗

お話

此花 このはな

此花 このはな黒楽茶碗。ノンコウ作。名物。加賀ノンコウ七種の内。「此花」の銘は、胴にある黄釉の抜けの景を、二片散らした梅の花びらと見立てて名付けられました。薄手で、口造りはやや抱えて胴締めになり、腰張...
中国

呉須山水文茶碗

呉須山水文茶碗呉須山水文茶碗畠山記念館高さ:7.6~8.7cm口径:11.1~13.9cm高台外径:6.2cm同高さ:2.0cmわが国で、呉須と呼んでいる、中国の焼き物があります。呉須は呉洲とも書き、...
朝鮮

御所丸 黒刷毛 茶碗 ごしょまる くろばけちゃわん

御所丸 黒刷毛 茶碗御所丸 黒刷毛 茶碗付属物 内箱 桐白木 書付伝来 三井本家所載 古今茶湯集寸法 高さ:7.0~7.3cm 口径:9.7~12.9cm 高台径:6.4~6.6cm 重さ:295g ...
お話

古今井戸 青井戸

名物付属物内箱 祁春慶塗 同蓋裏 漁央釣魚図伝来京都矢倉家所載松山青桐著 つれづれの友 東都茶会記第一輯上 大正名器鑑寸法高さ:6.9cm 口径:15.0cm 高台径:4.6cm 同高さ:0.8cm ...
朝鮮

高麗青磁平茶碗 こうらいせいじひらちゃわん

高麗青磁は、十世紀頃から十三世紀末までの高麗時代を通じて朝鮮半島で焼かれ、前期のものは中国龍泉窯風の陰刻・陽刻文、中期以降は白色・黒色を象嵌した独特の象嵌青磁が多くなります。古来わが国で高麗茶碗として...
大名物

高麗白天目茶碗 こうらいしろてんもくちゃわん

大名物。『大正名器鑑』では、ただ白天目の部に入れ、瀬戸天目としています。堅い上味、高台の畳付と内部の目痕、高台の竹の節など、すべての条件は朝鮮半島製を証しています。おそらく白釉系、つまり粉引・刷毛目系...
朝鮮

高麗色替玉子手茶碗 こうらいいろがわりたまごでちゃわん

外部の半面が枇杷色、半面が青色なので色替りと呼ばれたのでしょう。熊川形の茶碗ですが、熊川のような紫褐色の上ではなく、したがって熊川のように紫色に肌が変化しません。堅手の素地が窯中の炎の性質、すなわち酸...
お話

勾当 こうとう

勾当 こうとう赤楽茶碗。長次郎作。名物。同じ赤楽で長次郎七種の「検校」に次ぐという意味で、盲僧官位の検校の次位である勾当より命銘されました。薄造りで、口縁は一部やや端反り、赤い素地に失透釉がかかり、釉...
中国

古赤絵雲屋台鉢子茶碗 こあかえくもやたいはちのこちゃわん

中興名物。中国の明代初期の染付に、雲堂手という一種があり、楼閣山水を描きますが、この赤絵もその様式を受けていますので、明代中期頃の焼成と考えられます。ふつう古赤絵といえば、弘治・正徳年間1488-15...
朝鮮

玄悦御本茶碗 げんえつごほんちゃわん

江戸のはじめ、朝鮮の釜山にあった和館は、日本の大使館のような役割を果たしていましたが、ここではまた日本からの茶人の注文によって、御本茶碗が焼成されていました。日本から渡った作陶の指導者・責任者の名を付...