お話 尼呉器 あまごき 朝鮮産呉器茶碗の一種。かつて朝鮮の使節がわが国に来た時、京都鷹ヶ峰(北区)の尼寺薬師院に宿泊した女性たちが朝夕使った飯茶碗。大徳寺呉器に比べて小振りで丈が低く、丈に比べて口径か割合に広く、蒼黒味がかった黄色の釉が掛かっています。(『高麗茶碗... 2012.06.30 お話原色陶器大辞典茶碗
お話 尼焼 あまやき 楽焼の元祖阿米夜の妻比丘尼作の茶碗。淡飴釉が特色であります。『和漢諸道具見知鈔』(1694、禄七年編)に「尼焼、長二郎母也、柿薬茶碗也、黒はなし」とあります。 2012.06.30 お話原色陶器大辞典茶碗
お話 油屋肩衝 あぶらやかたつき 大名物。漢作肩衝茶入。古来大名物茶入中の首位として尊重されたもので、堺の町人油屋常言(浄言)およびその子常祐(浄祐)が所持していたのでこの名があります。同種の肩衝茶入に比べて口径がやや小さく、甑廻りに輪筋が一本あります。また腰のあたりに沈筋... 2012.06.29 お話中国原色陶器大辞典大名物大正名器鑑茶入茶道美術鑑賞辞典
お話 穴窯 あながま 古窯の一形式。古く朝鮮風を伝えたものらしく、上代の無釉のすえもの期には大体穴窯が用いられ青黒い還元焼成でありましたが、後代の伊部や常滑あたりに残っているものは多少施釉製に進み酸化焼成に傾いましました。普通の穴窯は斜面を掘り天井だけを構築した... 2012.06.28 お話原色陶器大辞典
お話 飛鳥川 あすかがわ 中興名物。金華山茶入、飛鳥川手本歌。小堀遠州がかつて堺で見た時は茶入もまだ新しく見えましたが、その後伏見で見たところ半ば過ぎゆく程にも古く見えましたので、『古今集』の歌の「昨日といひけふと暮らして飛鳥川流れて早き月日なりけり」によって飛鳥川... 2012.06.27 お話中国中興名物原色陶器大辞典大正名器鑑茶入茶道美術鑑賞辞典
お話 朝日焼 あさひやき 朝日焼 あさひやき京都府宇治市朝日山の陶器。遠州七窯の一つ。慶長年間(1596-1615)奥村次郎右衛門(あるいは藤作)が築窯したのが起こりといわれ、主に遠州好みの茶器を焼きましたが、慶安(1648-52)頃から一時絶えました。この時代の作... 2012.06.26 お話原色陶器大辞典朝日
お話 アステカ土器 アステカどき 普通アステカ土器といわれるのは、トルテカ(850-1250)の時代の都市遺跡ツよフなどから得られるものであります。ツーラはメキシコシティーの北八〇キロぐらいの位置にあります。黄またはオレンジ色の土器で、磨いてないかよく焼かれ、低い三足器もあ... 2012.06.26 お話原色陶器大辞典
お話 浅野肩衝 あさのかたつき 中興名物。古瀬戸肩衝茶入。もと浅野某の所有でありましたが、のち稲葉正則が得て小堀遠州に銘を求めました。遠州はもとの所有者の姓に因み『新葉集』恋二、入道前右大臣の歌「いかにせむしのぶとすれどねにたてて浅野の雄子かくれなき身を」によって命名した... 2012.06.24 お話中興名物原色陶器大辞典古瀬戸大正名器鑑茶入茶道美術鑑賞辞典
お話 麻地 あさじ 名物。藤四郎肩衝茶入。一名鍋島肩衝。総体に黒ずんだ柿色あるいは栗色を地色とし黒釉が掛かっており、景色はやや不鮮明であるか重厚な感じのする茶入であります。鍋島侯に伝わっていたが維新後は松浦家に入りました。(『大正名器鑑』) 2012.06.23 お話原色陶器大辞典大正名器鑑茶入