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茶道具

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一入 いちにゅう

楽家四代。三代道入の子。1640年(寛永一七)生まれ。初名佐兵衛、のち吉左衛門。一入というのは1691年(元禄四)剃髪隠居後の法名。1696年(同九)没、五十七歳。前作にはまだ父ノンコウの影響がみられますが、のちには穏やかな作風となり、高台...
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石黒宗麿 いしぐろむねまろ

1893年(明治二六)今の富山県新湊市久々湊の藩医の家に生まれました。富山中学中退。金沢野砲兵第九連隊除隊後、同市立町に戻って楽焼を始めたのが陶芸のはじめでありました。1919年(大正八)東京渋谷に移り、石炭窯などを自宅に築いて関東大震災ま...
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石河丸壺 いしこまるつぼ

名物。漢作丸壺茶入。石河宗因が所持していたところからこの銘があります。総体梨地釉で艶が深いです。宗因から加賀前田家に入り以来同家に伝来。(『大正名器鑑』)
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石皿 いしざら

近代まで街道茶屋の煮染皿に用いられ、陶器質または炻器質で多少の地色があり、それに鉄砂または呉須の淡彩で粗画を描いています。多くは尾張・美濃国(愛知・岐阜県)の産で、初期のものは呉須を使わず銅緑の斑点または飛釉を施しています。皿の大きさは直径...
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イスタリフ いすたりふ Istarif

アフガユスタンの首都カブールの北西にある陶器の産地。人口約三百程の小村。付近の山から原料土を採取し、クルミまたはポプラでつくった蹴轆轤で成形します。次いで白い化粧土で全体を覆う。釉は青と緑の低火度釉で、青の発色には銅を川い、緑は酸化鉛により...
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出雲肩衝 いずもかたつき

名物。古瀬戸肩衝茶入。金森出雲守可重が所持していたのでこの名があります。可重が所領飛騨国(岐阜県)で小壺狩りをして発見したものといわれます。厚づくりで柿釉が冴えて黒の斑が非常に美しく、金気色が見事であります。細川三斎はこれを懇望して譲り受け...
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滝川 たきがわ

名物。朝鮮茶碗、柿の蔕。碗の割れを継いでありますので、『詞花集』題しらず、新院(崇徳院)御製の「瀬を早み岩にせかるる滝川の割れても末にあはむとぞ思ふ」の歌意によって滝川と銘したといいます。根津美術館蔵、伝来は不詳。(『大正名器鑑』)
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安南焼 あんなんやき

安南(ベトナム)から渡来したやきものの称。わが国と安南は室町時代の後期から江戸時代の初期にかけて相当の交通があり、この船で運ぱれたやきものも東京・安南・占城地方で産出されたものであるでしょう。『万宝全書』には「安南は染め付けの色あしくから物...
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池島肩衝 いけじまかたつき

名物。春慶肩衝茶入、朝日手。池島立全が所蔵していたところからこの名があります。黄釉の飛び景色がおもしろく、円満な表情を具えた茶入であります。立全以後の伝来は不明、のちに岩崎家の所蔵となりました。(『大正名器鑑』)
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生駒肩衝 いこまかたつき

大名物。古瀬戸肩衝茶入。讃岐国(香川県)高松藩主生駒壱岐守正俊が所持していたところからとの名があります。長谷川肩衝とは少し異なってはいますがほとんど同じつくりであります。生駒家ののち蔵田七郎右衛門、冬木喜平次、三井八郎右衛門を経て若狭国(福...