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茶陶

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魁翠園焼 かいすいえんやき

江戸角筈(新宿区)にあった美濃国(岐阜県)高須藩主松平義建の下屋敷において焼かれたものです。1851年(嘉永四)4月、瀬戸の陶工川本友四郎(貞二)が初めて招聘されてこの御庭窯に従事しました。その製は瀬戸風の染付磁器で、人物などの種種の小置物...
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回全 かいぜん

永楽の十二代保全の養子西村宗三郎。京都の漆工佐野長寛の次男。1851年(嘉永四)に十八歳で保全の養子となり善次郎と称し、次いで宗三郎と改めました。のち保全は紅釉の研究に没頭し実子和全と合わなくなりますと、宗三郎を深く気に入り、そのあとを宗三...
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織田焼 おだやき

越前国丹生郡織田村の郷村平等(福井県丹生郡越前町平等)で産した陶器。主として壺・瓶類で、古くから織田瓶の名があります。創業については諸説かあり、享禄年間(1528-32)の瓦屋源珍にさかのぼるとか、寛保年間(1741-4)の創業とかいわれま...
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小倉山玉子手 おぐらやまたまごで

名物。朝鮮茶碗、玉子手。茶碗の浸み模様を紅葉に見立てての銘であるらしいです。もと松倉松慶所持その後岩崎家に入りました。(『大正名器鑑』)
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遅桜肩衝 おそざくらかたつき

大名物。漢作肩衝茶入。銘の遅桜は初花に対してであります。もと足利義政のもとにあり、初花肩衝より以前の名器選挙であればおそらくこの茶人が世上第一と唱えられたでしょうが、すでに初花が第一とされたあとでしたので、『金葉集』の%「夏山の青葉まじりの...
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尾形周平 おがたしゅうへい

京都の名工。1788年(天明八)5月初代高橋道八の三男として生まれました。初名熊吉、のち周平光義と称しました。尾形姓を名乗った理由はいまだに明らかでないようです。正妻がなく妾が二人あったが子はないようです。世に二代周平を称したものがあったが...
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小川 おがわ

中興名物。真中古茶入、小川手本歌。小川宗貞が取り出したのでこの名があるといわれ、また六筋のなだれがあるので小川と銘したともいわれます。轆轤目が極めて荒く想到で胴が膨らんでいます。小川宗貞のあと小堀遠州、湊宗有、土屋相模守、板倉佐渡守を経て再...
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姥ヶ餅焼 うばがもちやき

近江国栗太郡草津(滋賀県草津市)の陶器。この地の姥ヶ餅茶屋の主人が創始し、その年代は元文(1736-41)あるいは宝暦(1751-64)の頃とされるが不詳。黒楽と交趾写しの二様があるうち、黒楽は主として楽左入に託して焼いたといわれ、交趾写し...
中国

玳玻盞天目茶碗 たいひさんてんもくちゃわん

中興名物。一名「尾長鳥天目」。形や上は玳玻盞の特徴をもつが、口縁に建窯の天目のように捻り返しが付き、この形式は吉州窯の天目としては珍しい。外面は卯の斑釉がいくぶん淡いため、黒下地が強く出ている。内面では鳳凰の相対する文様が、下の黒い地釉が濃...
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蹲・踞 うずくまる

蹲・踞 うずくまる伊賀や信楽で壺の背の低い背丈からむっくりした形の小壺のこと。その形がさながら人がうずくまっているような形なのでこの名称がつけられました。本来、農家の雑器で種壺または油壺であったが、茶人が花入などに用いて珍賞されていました。...