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茶陶

お話

高取 たかとり

高取焼月形水指 たかとりやきつきがたみずさし高取焼は元々、福岡県直方市にある鷹取山の麓にて焼かれており、朝鮮出兵の際に陶工、八山(八蔵重貞)を連れ帰って焼かせたのが始まり。窯場には永満寺窯、内ヶ磯(う...
お話

粉引 こひき

粉吹(コフキ)ともいい、李朝期の朝鮮茶碗の一種。土・釉から慶尚南道産の三島刷毛目の類と考えられます。鉄分の多い土であるため、白尼を一面に化粧掛けしていますが、その白尼の粒子がやや粗いため、さながら粉を...
お話

鎬 しのぎ

本来は、刀剣の刃と峰の間に貫いて走る稜線をいいますが、やきものでは、上下に削られた筋をいいます。
お話

武野紹鴎 たけのじょうおう

武野紹鴎武野紹鴎は堺の町衆です。通称は新五郎、名は仲材、大黒庵と号しました。堺では屋号を皮屋といい、おそらく武具甲冑などに関係する商家であったと思われます。武野家は堺では最も富裕な家でしたが、紹鴎は若...
お話

しゅれい

シュレイシュレイ叩き板 「シュレイ」・「シレイ」とも言いいます。叩き成形の時に使います。底の部分を叩いて作るときや、外側を叩くとき等に使います。
お話

備前 びぜん 古備前 こびぜん

古備前水指古備前陶皿備前焼もしくは備前の窯場。岡山県備前市を中心に焼かれています。平安時代末の12世紀頃から須恵器の流れを汲んだ壺・甕・すり鉢を中心につくり、中世の備前窯を形成しました。室町時代後期よ...
お話

仕服 しふく

仕服茶入を入れる袋。「仕覆」とも書きます。名物裂・古代裂が多く使用されます。茶入によっては、名物裂の替袋(かえぶくろ)を何枚も持つものもあります。仕服は、茶入、茶杓とともに客の拝見に供されます。もと、...
お話

叩 たたき

叩き造りシュレイあてぎ技法の称。唐津独特の伝統技法。古くは紀元前より中国で生産され、日本には朝鮮半島を経て伝わり、様々な変化を遂げ須恵器となり日本各地に伝わり生産されるようになります。須恵器と唐津の叩...
お話

たたら

たたらタタラ(たたら)日本古来の製鉄法を『たたら』 と言うのと全く違った、陶芸のタタラとは板状の粘土のこと。もしくは、陶土を板状や帯状にしてから成型したものをいいます。
焼き物のお話

皮鯨 かわくじら とは

皮鯨(かわくじら)とは昔、唐津の地方でよく食していた鯨の身と黒くなった皮の部分が皮鯨といい、器の口の部分に黒く塗ったのが似ているため、そこから出た呼び名です。本来の意は、茶碗や食器の口の部分を丈夫にするため鉄釉を巻いて焼 […]