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陶芸

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可楽三造 からくさんぞう

明治初期の陶工。もと磐城国(福島県)湯本の人。陶器手握ねの業に詳しくまた彫刻に巧みで、最初江戸に出て軟陶をつくり所掲の款識を付して世に出し、のち大阪に移りました。(『日本陶器目録』)
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金森丸壺 かなもりまるつぼ

大名物。唐物、丸壺茶入。もと金森出雲守可重が所持していたことからこの名があります。丸く肉厚く一種の口造りはまったく他と異なり、その甑が高いために容姿は極めて見事で、釉色は紫・黒色ともに冴え冴えとして景色のおもしろい茶入であります。もと豊臣秀...
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河演支流 かひんしりゅう

永楽保全の銘印。保全が文政年間(1818-30)紀州侯徳川治宝に招かれて偕楽園焼を始めた際、この印(その印裏に西園の二字を加える)および永楽の銀印とを賞賜されました。河演支流という号は「舜河酬に陶す」という故事に因むもので、保全の子和全もま...
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窯下窯 かましたがま

・岐阜県可児郡可児町久々利大萱の前山にあった古窯。最もすぐれた黄瀬戸を出し、有名なあやめ手のドラ鉢や宝珠香合などの黄瀬戸の名器は、すべてここでつくられたといってよいです。文禄二年(1593)銘の黄瀬戸の破片が出土して志野や黄瀬戸の年代を決定...
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金成山焼 かなりやまやき

出雲国八束郡意東村(島根県松江市東出雲町意東)の産。1842年(天保十三)意東焼が廃窯となりますと、当時の支配役であった石倉氏がこれを慨嘆してその一手に開いたものです。しかしこの窯は粗陶器物と赤瓦の製造を標榜しながら、その実は狭物と称して黄...
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河演亭伊平 かひんていいへい

慶応(1865-8)より明治初年頃までの肥前有田の陶工。姓は平林。その作に所掲の銘印を施しました。(『有田古陶磁銘款集』)
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窯印 かまじるし

製品・窯道具などにみる簡単な標識のこと。多数の工人の作品を共同の窯で焼成するため、各自の製品を区別する目的で付したもので、自己の作であることを主張しようとする後代の銘款とは目的を異にします。伊部の窯印は古くて有名。これらの窯印は松葉・井桁・...
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河南天目 かなんてんもく

中国宋代に河南省で焼造されたと見なされている天目の類で、天目茶碗をはじめ鉢・瓶・合子・吐魯瓶に至るまで多くの器形がつくられています。深い黒色の釉表に茶色の斑文を浮かばせた鵬鵠斑と称する手が最も多く、さらにこれを進めて茶色の文様を描き出したも...
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甲鉢 かぶとぱち

広く大きい丼。伏せると形が甲に似ています。
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窯積 かまずみ

また窯詰。焼成しようとする器物を窯に詰める操作のこと。直接火焔に触れてさしつかえのないものは積み重ねて窯詰めします。器物の変形を避けるためには棚板に載せたり天秤積を行いました。陶磁器は一般に粗雑品を除き火焔の接触を避けますが、これには匝鉢ま...