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陶芸

原色陶器大辞典

寒霞渓焼 かんかけいやき

1905年(明治三八)頃香川県高松市で久保駒吉(号祖舜)の始めた陶器。のち屋島焼と改称。高麗焼の光沢と交趾焼の雅致を備え同県の特産品となりました。祖舜は1921年(大正一〇)4月27日八十歳で没。子富三郎が業を継ぎ主として抹茶碗・水指などを...
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勘十郎 かんじゅうろう

近江国(滋賀県)彦根藩窯湖東焼の陶工。尾張瀬戸の人。1856年(安政三)5月古窯師として御抱えとなり名を善三と改めました。翌年二人扶持を給されましたが、1860年(万延元)辞して帰国。(『湖東焼之研究』)んじゅやき(含珠焼)1887年(明治...
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瓦窯 かわらがま

瓦を焼く窯。生瓦を並べておく焼成部、薪を燃やす燃焼部、その焚き口部、煙出部の四部分から成ります。古代わが国で用いられた瓦窯の基本形式は客窯と平窯とてあって。いずれも還元焔で焼かれました。焼成の温度は千度から千三百度という推定があり、燃料には...
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官均窯 かんきんよう

欧米でインペリアル・チュン・ウェア(ImperialChünWare)と呼んでいるものの和訳。欧米でそう称するものはおおむね汝官窯風の青磁で、月白や紅紫釉の均窯とは異なります。北宋の官窯については諸説紛々としているので今この語の定義を決める...
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勘助 かんすけ

因幡国(烏取県)因久山焼の陶工。信楽から来た勘蔵の子。
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土器 かわらけ

素焼きで釉を掛けないやきものです。はにものの一つ。普通には素焼きの盃をいいます。瓦筒のこと。昔は宮廷や神宮で供御を盛る具に用いました。今もなお神事に用います。その起原は明らかでありませんが、『日本書紀』(巻一四)に、雄略天皇の十七年3月、土...
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寒月 かんげつ

名物。楽焼き茶碗、黒、空中作。黒筒茶碗で口が一部食い違い、その付近に内外にわたって黄釉で半月の景色が現れているためこの銘を得たのであるでしょう。半月模様のほかは全部皿一釉で光沢が麗しく、高台の脇に黄釉中に光甫の彫名かおります。大阪竹田家の蔵...
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完全燃焼 かんぜんねんしょう

窯内の通風が十分な時は、燃料が完全に燃焼して炭酸ガス(二酸化炭素・の’)を発生します。そのため窯内の陶器は酸化焔で焼成されます。これは、通風を少なくし燃料を多くして一酸化炭素を発生させ、いわゆる還元焔で焼成させる時の「不完全燃焼」と反対の現...
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土器魚屋 かわらけととや

いわゆる魚屋茶碗のうちかわらけのような色合いのもので、南洋あたりの所産と思われます。轆轤目が鮮やかなので魚屋の名で呼ばれるのであるでしょう。
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還元焔 かんげんえん

炭素が多く酸素の欠乏した不完全燃焼の火焔。酸素に富む完全燃焼の火焔を酸化焔と称し、種々の着色金属はその火焔によって発色を異にします。例えば粘土中の鉄分は酸化焔の場合は赤色調を呈し、還元焔の場合は青磁色となります。磁器焼成はおおむね還元焔によ...