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井戸茶碗 いどちゃわん

侘び茶の世界で最も愛玩されてきた高麗茶碗。制作時期は16世紀といわれます。胴は枇杷色を帯び、梅花皮(かいらぎ)に覆われた竹節高台(たけのふしこうだい)が特徴。</P井戸は古来高麗茶碗の王といわれ格別貴...
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板起こし いたおこし

技法の称。叩技法とほぼ同じですが、最後の工程で叩きをせずに水引による整形が特徴で、内側の青海波状紋の有無で判断しないと解らないくらい似ています。唐津以外の窯での甕・壺等の制作はこの技法でなされてるよう...
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イスラーム陶器 いすらーま

イスラーム世界で製作された陶器は、技術や意匠の面で相互に影響を与えつつ、地域の特色も表しています。フスタートのイスラーム陶器は、時代を追って、ピンク陶土に鉛釉、白い複合陶土にアルカリ釉、赤茶色の粗悪陶...
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泉山陶石 いずみやまとうせき

泉山陶石泉山陶石有田焼の歴史は1616年の李参平(または三平。日本名は金ヶ江三兵衛)による泉山陶石の発見に始まるといわれています。李参平は1597~1598年の慶長の役で、鍋島軍が朝鮮からの引き上げの...
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柞灰 いすばい

静岡県以西に生える柞(いすのき)を燃やしてつくった灰。ユス灰とも呼ばれました。磁器釉の媒溶剤に適し、古くから有田焼などに使用。大隅、日向地方が主産地。イスぱいぐすり(柞灰釉)
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石叩き いしたたき

唐津の叩き技法では、木を使った物と石を使ってたたいた物とがあり、後者は制作の時に土が硬くなりすぎたときに行ったのではないでしょうか。又、現代作家、北大路魯山人が得意とする陶板の作り方で、土を板状にして...
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伊賀 いが

三重県伊賀地方丸柱付近でつくられる陶器。古くから雑器類が生産されていたことが知られており、丸柱窯は天平宝字年間(757~764)に興るとする説もあります。茶陶としての伊賀焼は、宝暦13年(1763)藤...
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有田 ありた

有田(ありた)焼は焼き物の中で磁器の分野に入ります。いわゆる焼き物のうちで最も高貴で,陶芸では到達しうる最高級品であるといわれている磁器であります。そのままで磁器となる陶石、泉山石の発見により、日本磁...
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菖蒲手 あやめで

黄瀬戸 菖蒲文 輪花 鉢室町時代末から桃山時代にかけて美濃で焼かれた黄瀬戸の優品をいいます。箆描き(へらがき)で花文(かもん)、特にあやめ文を描き、緑釉(りょくゆう)丹礬(たんぱん)や鉄絵の具が施され...
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飴釉 あめゆう

鉄釉の一種で、黒・茶褐色の釉。鉄分が多く含まれた土石と灰を混合したもの。やや透明性があり、朝鮮唐津の黒の方や黒唐津の釉薬に使います。