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雨漏 あまもり

朝鮮の茶碗で、永年の使用により、各所に浸みができ、それがさながら天井や璧に雨漏の浸みのように見えますので、このように茶人が 呼びならわしたものでしょう。朝鮮産茶碗の一種。茶碗の内外に雨の漏ったような浸...
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天草陶石 あまくさとうせき

焼き物と聞いてまず思い浮かぶのは有田(ありた)焼、瀬戸焼、清水焼などでしょう。歴史的にも1616年、李参平が有田で窯を開いたのが我が国の磁器の始まりとされています。では、2番目はどこでしょう。それは瀬...
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安宅コレクション あたかこれくしょん

昭和50年(1975年)、旧安宅産業株式会社が経営危機・信用不安に陥り、同社が収集したいわゆる「安宅コレクション」の行方に大きな関心が集まりました。国宝・重要文化財を含む965件の東洋陶磁を中心とする...
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足利義政 あしかがよしまさ

足利 義政足利八代将軍。一四三五年(永享七)生まれ。六代義教の次男。兄義勝のあと九歳で家督を継ぎ十五歳で将軍職につきましたが、幕府の補佐に人を得ず将軍としての政治能力を欠き、飢饉(ききん)疫病の天災が...
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赤楽 あからく

愛知県瀬戸市の赤津と品野の間の山から産出され彩料。分析しますと鉄だけが出てくる。楽焼の赤とは火度も違いその釉も別ではありますが、品野の土焼の中皿などで多くは梅の花などに点じています。やはり鉄の呈色で、...
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上野 あがの

上野焼は福岡県田川郡福智町上野で焼かれる陶器。文禄(ぶんろく)、慶長の役(1592-1598)に帰化した朝鮮陶工韓人尊楷(和名 上野喜蔵高国)を陶祖とします。初期,は土灰釉、藁灰釉、鉄釉が使われ、唐津...
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赤絵 あかえ

色絵牡丹椿文八角大壺赤絵 あかえ赤色を主調とする多彩の上絵付。釉の上に赤・緑あるいは黄・紫・青などのガラス質透明性の上絵具で文様などを少し盛り上げて彩色する。ただし赤色だけは通常他の絵具と異なり、ガラ...
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青唐津 あおからつ

青唐津 あおからつ木灰釉をかけて焼いたものですが、釉の中に含まれている鉄分および胎土に含まれている鉄分が、還元炎では青く発色し青唐津となり、酸化炎では淡黄褐色に発色して黄唐津となります。茶碗、皿、鉢、...
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藍鍋島 あいなべしま

藍鍋島 あいなべしま肥前陶磁器で鍋島様式の染め付けだけで絵付けされたものをいいます。
焼き物のお話

皮鯨 かわくじら とは

皮鯨(かわくじら)とは昔、唐津の地方でよく食していた鯨の身と黒くなった皮の部分が皮鯨といい、器の口の部分に黒く塗ったのが似ているため、そこから出た呼び名です。本来の意は、茶碗や食器の口の部分を丈夫にするため鉄釉を巻いて焼 […]