有田焼の歴史は1616年の李参平(または三平。日本名は金ヶ江三兵衛)による泉山陶石の発見に始まるといわれています。
李参平は1597~1598年の慶長の役で、鍋島軍が朝鮮からの引き上げの際に日本に連れ帰った陶工です。
初期の頃は多久安順の保護の下、現在の多久に住み、陶器を焼いていましたが、それでは満足できず、やがて磁器の原料を探す旅に出かけました。
そして有田の泉山で理想的な陶石を発見して磁器の製造を始めたというのが、磁器の始まりに関する最も有力な説になっています。
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