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茶碗窯 ちゃわんがま

1700年(元禄一三)肥前国(佐賀県)椎の峯陶工と伊万里商人の間に裁判沙汰が起こり、事件に関係した陶工たちは追放されました。そのため残ったわずかな陶工では年一回の大窯での藩御用品を焼くことができなくなったので、翌年唐津藩窯が築かれました。こ...
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茶碗飾り・茶碗荘 ちゃわんかざり

茶の湯の手法中、小習十六ヵ条の一つ。茶碗を大茶人または貴人から拝領した場合に、敬意を表して、その茶碗中に帛紗を敷き、その上に茶入あるいは蚕を仕組んで、茶席定座の水指の前に飾り置きます。客が入席すると、主人が出てその飾り置いた茶碗で点茶をしま...
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茶録 ちゃろく

中国の茶の古典。北宋時代の名臣蔡襄の著。1064年(治平元)仁宗皇帝に献じたものです。当時有名になった建寧の茶が『茶経』の中に言及されていないことを遺憾として書いたといわれ、上下二篇で合わせて十九ヵ条。茶の色・香・味、蔵茶・煮茶・礦茶・羅茶...
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茶葉末児 ちゃようまつじ

単に茶葉末ともいいます。わが国のいわゆる蕎麦手のうちの一つ。黄色の釉面に黒緑二色を交えたもので、その斑点は鉄珪酸塩の結晶であります。中国清朝の雍正年間(1723-35)に秀抜なものを出しました。茶葉末の起原は古く明代の成化年間(1465-8...
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茶屋の山窯 ちゃやのやまがま

筑前国早良郡烏飼村茶屋の山(福岡市鳥飼)にあったものです。同郡農原村(同島原)の高取焼がこの地に移ってきて開窯したことがあります。(『日本陶磁器史論』)
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茶屋肩衝 ちゃやかたつき

名物。古瀬戸肩衝茶入。京都の茶屋四郎次郎こと中島宗古の所持、その師小堀遠州の肝煎りで黄金五百枚で加賀侯に買い上げられ、以来前田家に伝来。(『大正名器鑑』)
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チャビン土器 ちゃびんどき

ペル一の中部、アンデスの東側で知られた古文化に属する土器。紀元前800年頃からのもので、ネコとプ一マが信仰された文化に層します。土器は単色で底は平たく、注口が太い鐙形をして重いのが特徴で、その表面はよく研磨されており、祭儀用や墓の副葬品とし...
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茶湯六宗匠伝記 ちゃのゆろくそうしょうでんき

書名。珠光・引拙・紹鴎・利休・織部・遠州の六人の宗匠の伝記。三巻。遠州流の茶人遠藤元閑の著。各々の肖像をかかげて伝記を記し、名物茶器のことなどを述べています。1742年(寛保二)5月に京都金屋治助か刊行。
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茶湯評林 ちゃのゆひょうりん

書名。茶事一般に関する辞典。九巻。遠藤元閑の編著。巻六・巻七には茶入と茶碗のことを記しています。ただし巻七は『茶器弁玉集』によっています。巻八は京焼・楽焼・瀬戸焼・備前焼・伊万里焼の器類や焼物師・問屋のことが書かれています。1697年(元禄...
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茶鍋 ちゃなべ

茶鐺とも書きます。もと煎茶家が金属または陶製で用いたものです。茶の湯では佗び物として軟陶で釜を写し、共蓋を用い、鑵子の中として会記に記されたものがありますが、鑵子ではなく茶鍋というべきであるでしょう。