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西洋薬用壷 せいようやくようつぼ

ヨーロッパの陶器コレクションには、しばしば中世から近世にかけての薬壷が含まれます。当時の医薬は日本や中国と同じように自然物を採集精製して貯蔵したものでありました。この薬入れに使用されたのが薬用壷であるようで、最も多いのはオランダのデルフト産...
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舎密局 せいみきょく

舎密局はもっぱら理化学の教育とそれを工芸の実際に応用することを目的とし、大阪や京都に設立されました。京都では、1870年(明治三)12月京都府勧業場内に設立されたもので、ドイツ人ワグネルを招き教授に当たらせました。当時ワグネルは初めてコバル...
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清兵衛 せいべえ

加賀国(石川県)の陶工。もと近江国(滋賀県)の人、加賀に来て若杉窯の祖本多貞吉の養子となつたが、家業を義弟栄吉に譲り、貞吉の門人源右衛門・儀兵衛の両名と共に江沼郡九谷村(山中町九谷町)の旧地を復興しようとしました。これが豊田屋伝右衛門(吉田...
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清風与平 せいふうよへい

京都の陶家。号梅賓。1803年(享和三)金沢に生まれました。1815年(文化一二)京都に来て高橋仁阿弥の門に入り、文政年中(1818-30)師の命をもって伏見桃山三夜の荘に窯を築き楽焼をつくりました。1847年(弘化四)岡山藩伊木氏に招かれ...
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清波雑志 せいはざっし

書名。中国宋代の周輝の撰。周輝は邦彦の子で、字を昭礼といいます。本書の内容はみな宋人の雑事でありますが、その中に宋代の窯器についての記述があり参考となります。清波というのは浙江省杭州の城門の名であるようで、『四庫全書提要』によれば、周輝は清...
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青白磁 せいはくじ

青磁と白磁との中間で、白磁の素地上に青磁釉を薄掛けしたようなものです。つまり青磁から白磁に進む途中の性質に属し、その実例は中国や朝鮮にみえます。※インチン
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清寧軒焼 せいねいけんやき

紀州徳川家十一代斉順の和歌山城下湊御殿の清寧軒における御庭焼。養父治宝の西浜御殿の御庭焼(偕楽園焼)に倣ったもので、製作期間は天保(1830-44)の初めより弘化(1844-8)の初め頃までの十二、三年間とされています。製はすべて楽焼で精巧...
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蜻蜒翅 せいていし

『匋雅』に「紋片滋潤活発にしてその紋の両旁に閃々として光あるものを蜻蜒翅という」、また『飲流斎説瓷』に「紫黒釉中に星点を現し、その光が螢亮で銕のようなものを銕繍花といいます。またその痕がやや長’くその光の閃燦して定まらないものを蛙股紋といい...
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精妬器 せいせっき

わが国においては戦前岐阜県陶磁器試験場長井深捨吉らの創製指導した工芸的技術による新興陶磁器をいいます。ブラオンと称する黄土などを素地に調合して磁器のような緻密なものとしましたので、各種の自由な装飾法が応用できました。
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舞青 せいせい

中国磁器の釉色の形容で天藍色の濃いものを指していいます。俗にいう瑠璃色であります。コバルト顔料を配した釉の呈色で、古い時代のものは少し黒味があり落ち着きがよく、清朝乾隆年代(1736-95)のものは華やかであります。(『景徳鎮陶録』『毎雅集...