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鶴田 純久の章 お話

上海の商人は雍正年間(1722-35)に竜泉窯を模してつくった窯器を哥緑と呼んです。
ただしこれは弟を兄となすようなもので、はなはだ理に合わないようです。
またこれを果緑と称するのも哥音の肌であって頚果緑の略称ではないようです。
こじつけもはなはだしいです。
あるいはまた哥緑とは鸚哥緑のことであるといいます。
理において相通ずるものがあるといえましょう。
(『匋雅』)

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