中国明代の陶工。婺源の人。初めは景徳鎮で瓷をつくり、古窯器を仿造するのが最も巧みであった。そのいろいろな作品は鬼工といってよい。のち宜興窯に赴き陽の茗壺をつくった。その苦心の作は神器といっても過言ではない。(『陽姜茗壺系』『景徳鎮陶録』)