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養老

唐物鶴首 伯爵 酒井忠正氏藏

名稱
鶴首と云ふに因み長壽の意を寓して、養老とは名けしならん。

寸法
高 貳寸五分
胴徑 壹寸八分五厘
口徑 壹寸
底徑 壹寸壹分八厘
圓座高 壹分五厘
首長 壹寸貳分
重量 拾六冬八分

附屬物
一蓋 二枚 内一枚窼 一枚缺あり
一御物袋 茶羽二重 緒つがリ藤色
一袋 二ツ
姫路廣東 裏萠黄かいき 緒つがり茶
俵屋宗雪切 裏萠黄かいき 緒つがり紫
一袋箱 桐 白木
一挽家 黑檀 筋目
袋 鼠革 裏花色地純子 緒つがり茶
一内箱 桐 白木

唐物鶴首茶入

唐龍頭 養老
一外箱 黑塗 書付張紙 錠前付
唐物鶴首茶入

實見記
大正九年十二月五日東京市小石川區原町酒井忠正伯邸に於て實見す。
口作厚手にて拈り返し淺く、頸長く胴張り底圓座にて糸切細かく、緣磨り、起點及び中央に平面りて糸切約年分を遮蔽す。總體紫色を帶びたる柿金氣釉の上に、黑釉總體に掛り裾廻りに於て釉ヌケあら、叉少しく青瑠璃色を現はし、頸の下方に於て双方より稍凹せたる處あるが爲め、此茶入に一段の景色を添へたり。据以下朱泥色の土を見せ、圓座廻りに切篦あら、内部口緣釉掛う以下轆轤繞り底中央キッカリざ渦狀を成す、小形にて景色に富み、唐鶴首茶入中、最も見所多き茶入なり。

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