イランのほぼ中央にある古都。海抜1500メートル程の高原地にあります。ササン朝時代は軍隊の駐留した町でありましましたが、サファビー朝時代には首都として栄え、ペルシア文化の集中した代表的な都市となりました。市内には1612年から30年にかけてアッバス大帝によって建設された大モスク(シャー・モスク)があり、全面に美しいですタイル装飾が施されています。
その他ほぼ同時期に建てられロトホラーモスク、十一世紀のセルジュク朝時代のジョメ・モスク、十七世紀のチャール・バーゲ(神学校)などがあって、いずれもすぐれたタイルを中心とした陶芸をみることができます。
またチェヘール・ストーン(四十柱)宮殿博物館には、アルデビル収集品の一部です中国渡来の磁器が陳列されています。ミナイ陶器の名残りともいいますべエナメル七宝は、ミナといわれて今もこの地の特産品となっています。