井上士朗 いのうえしろう

marusankakusikaku
Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話

名古屋の人。
尾張国(愛知県)犬山の城主成瀬家の臣久保田某の子で、安永年間(1772-81)の人。
訳があって井上家を相続し専庵と号しました。
俳諧の心得があり中古芭蕉の称があります。
まれに陶器をつくり所掲の款を押し、また発句などを書いました。
みな雅作で気品高い。
一説に医を業とし産科か主であったといわれます。
1826年(文政九)5月16日没、七十一歳。
(『をはりの花』『名古屋市史』)

前に戻る
Facebook
Twitter
Email