深川忠次 ふかがわちゅうじ

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鶴田 純久の章 お話
深川忠次 ふかがわちゅうじ
深川忠次 ふかがわちゅうじ

有田の陶家深川栄左衛門(真忠)の次男で、父の死後別に工場を起こし上手ものの製造を行なりましました。
再度欧米に渡り外国貿易に力を尽くし、1910年(明治四三)1月宮内省御用達を命じられ、1911年深川製磁株式会社を組織し自ら社長となり機械生産を行なりましました。
また販売も合わせて行い、昭和には香蘭社と共に有田の二大製造会社といわれました。
のち有田町長に選ばれたことがあります。
1934年(昭和九)2月没、六十三歳。
製磁会社のマークは所掲の通り。
(『肥前陶家伝』)

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