1878年(明治一一)12月6日元三河国(愛知県)大多喜藩主大河内正質の長男として生まれ、1903年(同三六)東京大学工科造兵学科を卒業、弾道学の研究で工学博士となりました。
東大教授・貴族院議員・子爵研究会の首脳・理化学研究所長。
また古陶磁研究の先駆者で、彩壺会をつくり趣昧者を集めました。
『野々村仁清』『田中長次郎』『古九谷論』『青木木米』『鍋島』『仁阿弥道八』『弄山万古』『尾形乾山』『三浦乾也』『柿右衛門と色鍋1』『楽ちゃわん』『古九谷』などの著書かおります。
1952年(昭和二七)8月19日没、七十三歳。