小野藤次平 おのとうじべい

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鶴田 純久の章 お話

山形県平清水焼の開祖。
一に藤治平。
常陸国(茨城県)の人で、今の山形市沼の辺町で粗陶器を製しましたが、平清水の千歳山で陶業開始の企てがあった時に迎えられて従業しました。
1812年(文化九)各陶業地の視察に出て美濃・尾張・中国および四国を一年余り遊歴、1814年(同一一)春に帰村して前業を営んです。
のち1832年(天保三)再び尾張・美濃地方を視察しますます業務に精励したが、翌年4月病死。
奥山三造がそのあとを継いだといいます。
(『日本近世窯業史』)※ひらしみずやき

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