絵高麗梅鉢

鶴田 純久
鶴田 純久

伝来 小西家
寸法
高さ:5.4cm 口径:16.0cm 高台径:6.1cm 同高さ:0.4cm 重さ:295g

 前出の梅鉢と同じく、これもいわゆる「かげ」の手の茶碗ですが、この方が いくぶんおだやかな趣があります。それは高台まわりの土見の色が淡黄褐色で、前者のように強い赤に出なかったため、各段の色の対比がそれほどきつくないからでしょう。そして無色透明の上釉が、高台わきのほぼぞろいの線までかかっていますので、上段の鼠と下段の白の帯が、ほどよい均衡を保っています。
 このかげの手の茶碗は、必ずロ縁の内外に黒の線を一・二本めぐらしてくくりとします。この茶碗でももちろんそれが認められますが、外縁の方の線は鼠地の上に引かれますので、それほど目立だありません。
 しかしそのかわりというか、鼠の帯がロ縁よりややさがって刷かれたため、ロ縁にくっきりと白の線がのこって、あたかも白縁天目のそれのような風情になってい&。いかにも涼しげな茶碗で、風炉の季節に真向きのものとして珍重されています。

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