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金子恒 きんしこう

中国安徽省銅山県出身の文人。
1878年(明治一一)。
尾張常滑の窯家鯉江高司に招かれて同地に遊び、杉江寿門・伊奈長三らに中国式茶注の製法を教えましました。
これによって同地の朱泥の技術は一層進んですこぶる精巧な作品を出すようになり、鑑識家でも時に中国製と見間違える程でありましました。
(『常滑陶器誌』)

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