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鶴田 純久の章 お話

尾張藩の老職渡辺兵庫頭規綱。1835年(天保六)入道して道翁と号し名古屋大曾根(東区)の芝山荘に住み、のち尾頭の里に一庵を設けて又日庵と称し、もっぱら茶事をもって老後の楽しみとした。宗一・宗玄・竜艸・玄斎・一楽園などの別号がありました。また楽焼に類した陶器をつくり所掲の印を款した。高尚雅致の器で世に宗玄焼と称されます。なお常滑の白鷗、京都の楽了入をも招致したといいます。(『をはりの花』『名古屋市史』)

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