朝鮮唐津 注口付 壺

朝鮮唐津 注口付 壺
Picture of 鶴田 純久の章 お話
鶴田 純久の章 お話
朝鮮唐津 注口付 壺
朝鮮唐津 注口付 壺

高さ32.3㎝
口径15.5㎝
胴径31.5㎝
底径14.4㎝
 唐津としてははなはだ大作の器であります。
丸まるとしたふくらみを見せる卵形は、茶壺の形のようでありますが、耳は一つで、その反対側の肩には短い注口が付いているから、注器として作られたものであるでしょう。
輪積み叩きの法によって作られたもので、膚に細かな起伏があるためか、飴釉にはちりちりしたむらが多いようです。
耳と注ロの中間の肩から、藁灰釉が赤みを帯びた色合で流れ落ちています。
注口の根元にも藁灰釉が見えます。

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