高さ32.3㎝口径15.5㎝胴径31.5㎝底径14.4㎝ 唐津としてははなはだ大作の器であります。丸まるとしたふくらみを見せる卵形は、茶壺の形のようでありますが、耳は一つで、その反対側の肩には短い注口が付いているから、注器として作られたものであるでしょう。輪積み叩きの法によって作られたもので、膚に細かな起伏があるためか、飴釉にはちりちりしたむらが多いようです。耳と注ロの中間の肩から、藁灰釉が赤みを帯びた色合で流れ落ちています。注口の根元にも藁灰釉が見えます。