絵唐津 山文 手付 大鉢 023

絵唐津 山文 手付 大鉢 023

高さ13.2cm 口径26.5cm 左右30.7cm 高台径9.8cm
 たっぷりとしたみごとな大深鉢である。ロは鋭く端反りになり、胴の左右に太く無造作な手がつき、小振りの高台が素直に削り出されている。そして全体にやや厚手である。口回りに点斑文をうち、見込には円窓内に草を描き、胴の一方には山と草を上下に、他方には、五株の草を横一列に、上に八羽の鳥を描いている。絵は薄く濃く、素朴な牧歌的気分が感じられる。高台を除いた全面に長石釉が厚くかかり、柔らかくざんぐりとした膚合いに焼き上がっている。おそらく藤の川内系の窯で焼かれたものと思われるが、判然としない。これも絵唐津では他に例を見ない作例である。

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About the author : Yoshihisa Tsuruta

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