塩田窯 しおたがま

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鶴田 純久の章 お話

肥前国藤津郡塩田村塩田山(佐賀県藤津郡塩田町)にありました。
享保年中(1716-36)喜多惣左衛門という者が有田に行きひそかに錦絵の法を習得し、字上福の地に窯を築いたが、間もなく佐賀藩の知るところとなって罪を問われ廃毀させられた。
1887年(明治二〇)頃同村の蒲地鶴太郎がこれを再興したがのちに中絶。
さらにのち丸田権九郎・杉光和三郎らによって開業され、その後は盛んとなりました。
なお同村式浪山の窯は1889年(同二二)に小田志(武雄市西川登町)の大樋口覚左衛門の創始。
(『日本近世窯業史』)

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