酒令に用いる杯。種々の工夫があります。磁器の酒令杯では、中に人形を据え、酒が満ちると人形が浮かび酒がなくなると沈むようにし、その人形の対向で酒令の用をなすものが特に著名であります。この人形を陸鴻漸と呼びます。※さかずき※りくう